結論から: 大和ハウスグループのコスモスイニシアが、「中古マンション購入検討者・購入者の価値観と購入行動に関する調査」を実施した。
この記事の要点
- その結果を見ると、中古マンションを直近2年以内に購入した人の半数以上が「リフォーム・リノベーション済み物件」を選択したという。
- 【今週の住活トピック】 「中古マンション購入検討者・購入者の実態調査」を実施/コスモスイニシア 53.2%がリフォーム・リノベーション済み物件を購入 調査対象は…
- なんと「リフォーム済み・リノベーション済み物件」が53.2%と過半数に達した。
- また、複数回答で「中古マンション+自分でリノベーション工事」も23.0%いることから、リフォームされていない中古マンションだけでなく…
- 検討者は「価格が割安」、購入者は「即入居」が選択理由に では、なぜ「リフォーム・リノベーション済み物件」を選択したのだろう。
まず、中古マンション購入者に対して、購入したマンションの種別を聞いた結果を見よう。ここまで多いというのは、意外な結果だ。
ただし、この調査では、リフォーム・リノベーション済み物件を「売主・不動産会社がリフォーム・リノベーション済みの状態で販売している物件」と説明しているので、売主である個人の所有者がリフォームをした物件も含まれる結果という前提だ。いずれにせよ、中古マンションにおいて、リフォーム・リノベ済み物件が大きな選択肢になっていることがうかがえる結果といえるだろう。
その理由を見ると、中古マンションの検討者と購入者で少し違いもあるようだ。これは、リフォーム工事費用を考えると、個人で工事するよりも工事済みのほうがトータルで安く済むと考えた場合もあれば、新築マンションと比べると割安と考えた場合もあるだろう。
第2位は「リフォーム・リノベーションによる内装・設計の魅力があるから」。買取再販型のリノベ済み物件は、不動産会社がそのとき人気の設備や仕様を採用している。
また、売主によっては自分好みの個性的なリフォームをしている場合もある。こうした内装や設計が気に入れば、大きなメリットになるのだろう。
一方、購入者で理由第1位は「即入居できるから」だ。リフォームをしていない中古マンションの場合、居住中で売り出す場合もあるし、自身でリノベーションをする場合はマンション取得後にリフォーム工事をすることになり、実際に入居するまでに時間を要する。
買取再販型のリノベ済み物件なら、購入後に即入居できる。購入者が入居タイミングに重きを置いている点が興味深い。
また、検討者・購入者ともに「立地の良さ」が上位になっている。特に買取再販物件の場合は、不動産会社がマーケットを分析して売りやすい物件を買い取るため、築年が古くても立地条件が良い場合が多い。
立地条件で探した場合に、リノベ済み物件が見つかったということもあるのだろう。さて、近年はマンション価格の上昇や住宅ローン金利の上昇といった市場環境に変化が見られる。
それについては、直近2年以内の検討者・購入者はどう思っているのだろう。「以前より慎重・保守的な判断をするようになった」が40.6%、「以前より積極的・早めに動くようになった(待つより今の方がいいと感じた)」が28.5%、「特に変化はない」が30.8%という結果だった。



本記事は SUUMOジャーナル の報道をもとに、当社編集部が独自に要約・再構成したものです(原文の転載ではありません)。詳細・正確な情報は出典の原文をご確認ください。
出典:SUUMOジャーナル「中古マンションはリノベ済みが主流に? 購入者の53.2%が選択、決め手はすぐ住めること」(https://suumo.jp/journal/2026/10/14/221650/)2026年10月アクセス
