「大阪市南船場のANDCROSSからマンション投資を勧められているけれど、実際どうなんだろう」。大阪市中央区南船場の心斎橋M&Mビルを拠点に、投資用不動産の売買仲介・買取再販・賃貸管理を手がける株式会社ANDCROSSについて、こうした相談が増えています。2022年1月設立という比較的新しい会社で、実績や口コミの蓄積はこれからという点にまず留意が必要です。

ここで一つ大事なことをお伝えします。不動産投資は「会社の評判」だけでなく、「その物件の数字が今どうなっているか」で判断すべきです。 この記事では公開情報と第三者の口コミ・評価傾向をもとに、次の点を整理します。

  • 株式会社ANDCROSSとはどんな会社か(会社概要・販売立場)
  • どんな事業・物件を扱っているか
  • 実際の口コミ・評判の中身(良い声・悪い声の両方)
  • 宅建士が整理する「強み」と「懸念点」

会社概要:株式会社ANDCROSSはどんな会社か

株式会社ANDCROSSの会社概要
株式会社ANDCROSSの会社概要

株式会社ANDCROSSは2022年1月26日設立、代表取締役社長は都築泰雄氏です。都築氏は大手デベロッパーでの勤務経験を持ち、不動産投資業界で20年以上のキャリアがあるとされています。(公社)全日本不動産協会・(公社)近畿地区不動産公正取引協議会・(公社)不動産保証協会に加盟し、イオン住宅ローンサービスやみずほ銀行など複数の金融機関と取引関係を持つ会社です。

項目内容
商号株式会社ANDCROSS
所在地〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3-3-21 心斎橋M&Mビル8階
設立2022年1月26日
資本金公式サイト上で確認できず(非公開)
代表者都築 泰雄
免許番号大阪府知事(1)第63401号
事業内容不動産投資(物件紹介)、不動産売買仲介、不動産買取・再販、賃貸管理、リフォーム、ファイナンシャルプラン、再生可能エネルギー投資

販売立場(重要):公式サイトの事業内容には「不動産投資(物件紹介)」「不動産売買仲介」「不動産買取・再販」が並記されています。中古マンションを買い取ってリノベーションし再販する案件では自社が売主となる一方、それ以外の「投資物件のご紹介」や「仲介」案件では他社物件の仲介・代理を担う可能性があります。免許番号は大阪府知事(1)号となっており、免許更新回数もまだ少ない新しい会社です。契約前に重要事項説明書で「売主は誰か」を必ず確認することをおすすめします。

事業の特徴:投資紹介から買取再販・賃貸管理まで

ANDCROSSの事業の特徴
ANDCROSSの事業の特徴

株式会社ANDCROSSは、投資用マンションの紹介・仲介に加え、中古物件を買い取ってリノベーションし再販する事業、購入後の賃貸管理までを手がける体制を敷いています。

  • エリア:大阪市中央区・心斎橋周辺を中心とした関西圏。
  • 事業の幅:不動産投資の紹介、売買仲介、買取・再販(リノベーション再生)、賃貸管理、リフォーム、ファイナンシャルプランまで扱う。
  • 独自サービス:希望条件に基づいて物件の調査・仕入れを代行するサービスを展開しているとされる。

設立から数年と会社の歴史が浅いため、供給実績の総戸数や入居率などの客観的な数値については、公式サイト上での公開情報が限られており、この記事では確認できた範囲の情報にとどめています。

実際の口コミ:良い声と悪い声の両方

ANDCROSSの良い口コミと悪い口コミの対比
ANDCROSSの良い口コミと悪い口コミの対比

この会社については、購入者・オーナー向けの口コミサイトでの掲載がまだ少なく、口コミの母数自体が乏しい点をまず押さえておく必要があります。以下は確認できた第三者解説サイトの声の要約です(全文転載ではなく要約)。

良い評価の声

ワンストップの管理体制と入居者選定の厳格さを評価する声がある。
中古物件の買取・リノベーション・再販に対応している点を評価する声がある。

低い評価の声

勤務先へ名指しで電話するなど営業手法への苦情がある。
サブリース契約の解約が難しいという注意喚起や、セミナーの集客目的への指摘がある。

第三者サイトの評価

第三者サイトで見られる評価傾向
第三者サイトで見られる評価傾向

第三者の投資系解説サイトでは、ワンストップ体制や物件再生事業への言及がある一方、購入者目線の口コミが非常に少なく実態が見えにくいという指摘が共通して見られます。みん評や健美家のようなスコア形式の口コミ集計サイトでは、この会社に関する評価件数自体が確認できませんでした。

SNSでは公式アカウントによるスポンサー関連の発信が中心で、一般の投資家による具体的な体験談は限られています。購入者向けの一次情報が乏しいため、検討時は自分自身での追加確認が特に重要になります。

宅建士が整理する強み:ワンストップ体制と物件再生事業

ANDCROSSの強み ワンストップ体制と物件再生事業
ANDCROSSの強み ワンストップ体制と物件再生事業

株式会社ANDCROSSの強みは、投資物件の紹介から賃貸管理までをワンストップで提供する体制にあります。中古物件を買い取ってリノベーションし再生・再販する事業を持つ点も、選択肢の幅として評価できます。

また、複数の金融機関との取引関係を持つ点は融資面での相談がしやすい環境として、代表者が業界経験20年以上とされる点も一定の安心材料として捉えられます。

懸念点①:口コミ・実績の少なさ

口コミ・実績の少なさへの懸念
口コミ・実績の少なさへの懸念

2022年設立と会社の歴史が浅く、購入者・オーナー向けの口コミや供給実績の蓄積が他社より薄いことが確認されています。口コミが少ないこと自体が即座に問題というわけではありませんが、判断材料が乏しいという事実そのものがリスクです。公式サイトの実績情報や、可能であれば実際の入居者・オーナーへの直接確認など、追加の情報収集を検討することをおすすめします。

懸念点②:仲介か買取再販か、立場の見極め

仲介か買取再販か立場の見極めへの懸念
仲介か買取再販か立場の見極めへの懸念

「不動産投資(物件紹介)」「不動産売買仲介」「不動産買取・再販」を併記する会社は、同じ営業担当が扱う物件でも売主が変わる可能性があるという構造的な特徴を持ちます。買取再販の案件では自社が売主としての責任を負いますが、紹介・仲介の案件では分譲主・売主が別に存在します。重要事項説明書で売主・仲介の別を確認することが欠かせません。

数字で見る:表面利回りと実質利回りの差

表面利回りと実質利回りの差を示す収支イメージ
表面利回りと実質利回りの差を示す収支イメージ

提案時に示される「表面利回り」は、管理費・修繕積立金・ローン金利を引く前の数字です。実際に手元に残るかを決めるのは実質利回りとローン収支。サブリース契約を利用する場合は、解約条件の確認も欠かせません。

項目表面ベース実質ベース
家賃収入満額で計算空室・滞納・サブリース条件を考慮
経費含まない管理費・修繕積立金・管理手数料
ローン含まない元利返済を差し引く
結論高く見える手残りで判断

10年後の出口:売却シナリオで判断する

10年後の売却シナリオ別の出口イメージ
10年後の売却シナリオ別の出口イメージ

投資用マンションで見落とされやすいのが出口(売却)と担保評価です。第三者サイトではサブリース契約の解約の難しさへの注意喚起もあり、購入前から出口を意識した検討が必要です。大阪市中心部など賃貸需要の強いエリアの物件は、価格が下げ止まりやすく買い手も付きやすい傾向があります。

だからこそ、保有前・保有中から「今いくらで売れそうか」「ローン残債と売却可能額の差はどれくらいか」を把握しておくことが、判断の決め手になります。

向いている人・向いていない人

ANDCROSSの投資が向いている人・向いていない人
ANDCROSSの投資が向いている人・向いていない人

向いている人

  • 大阪市中心部の投資用マンションを探している
  • 物件紹介から賃貸管理までワンストップで相談したい
  • 中古物件の買取・リノベーション案件にも関心がある
  • 重要事項説明書で売主・仲介の別を自分で確認できる

向いていない人

  • 会社の実績・口コミが少ない点をリスクと捉えない
  • 仲介か買取再販かの違いを気にしない
  • サブリース契約の解約条件を確認せず契約を急ぐ
  • 出口(売却・担保評価)を軽視して価格だけで判断する

まとめ:判断軸は「立場の確認」と「出口」

ANDCROSSを検討する人への最終結論
ANDCROSSを検討する人への最終結論

株式会社ANDCROSSは、投資物件の紹介から買取再販・賃貸管理までを手がける大阪の会社です。ワンストップ体制や物件再生事業は評価できる一方、2022年設立で実績・口コミの蓄積が他社より薄い点、仲介か買取再販かの立場の見極めについては、購入者自身が確認すべき論点が残ります。

判断軸は常に同じです。今その物件の数字がどうなっているか、出口でいくらつくか。ANDCROSSであれ何であれ、物件ごとに売主・実質利回り・売却相場を確認することが先決です。

ANDCROSSの物件を勧められたら、まず「この物件の売主は誰か」「サブリース契約は解約できるか」を担当者に聞いてみてください。 自分の物件の状態を冷静に評価したいなら、まずは無料の割高診断で、相場に対して割高でないかを確認してみてください。

※本記事は公開情報および第三者の口コミサイトをもとに、情報提供を目的として作成しています。特定の物件・会社の購入や売却を勧誘・推奨するものではなく、また誹謗中傷を意図するものでもありません。記載内容は執筆時点の情報に基づくものであり、最新かつ正確な情報は必ず公式サイト等でご確認ください。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。