「横浜のシー・エフ・ネッツという会社から投資用マンションやアパートを勧められているけれど、実際どうなんだろう」。横浜みなとみらいに本社を置き、大阪・名古屋・福岡にも拠点を広げる株式会社シー・エフ・ネッツについて、こうした相談が増えています。

【2026-10-23 更新】 代表取締役の表記を公式サイトの会社概要にもとづき木内哲也氏に修正し、グループ会社の商号変更(南青山建築工房→シー・エフ・アーキテクト、2026年7月付)とリロパートナーズグループ入りの経緯を出典付きで追記。frontmatterのsourcesに会社概要・プレスリリース等の個別URLを追加しました。

ここで一つ大事なことをお伝えします。会社の評判は「知名度」ではなく「販売立場と数字」で判断すべきです。 この記事では公開情報と第三者の口コミをもとに、次の点を整理します。

  • 株式会社シー・エフ・ネッツとはどんな会社か(会社概要・販売立場)
  • 扱っている物件・サービスはどんな特徴か
  • 良い口コミ・悪い口コミの両方
  • 宅建士が整理する「強み」と「懸念点」

会社概要:株式会社シー・エフ・ネッツはどんな会社か

株式会社シー・エフ・ネッツの会社概要(設立・資本金・免許)
株式会社シー・エフ・ネッツの会社概要(設立・資本金・免許)

株式会社シー・エフ・ネッツは2000年2月設立、資本金1億円の不動産会社です。神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目4番2号 横浜ブルーアベニュー6階に本社を置き、代表取締役は木内哲也氏です(公式サイトの会社概要で確認・2026-10-23時点)。2022年10月から東証プライム上場のリログループ(リロパートナーズグループ)傘下に入っており、グループ全体(CFネッツグループ)の従業員数は約110名(2026年6月現在)とされています。

項目内容
商号株式会社シー・エフ・ネッツ
所在地〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目4番2号 横浜ブルーアベニュー6階
設立2000年2月22日
資本金1億円
代表者代表取締役 木内哲也
免許番号国土交通大臣(6)第0006045号
事業内容不動産投資コンサルティング、アセットマネジメント(AM)
親会社株式会社リログループ(東証プライム上場・2022年10月より)
拠点横浜みなとみらい本社、大阪支社、名古屋支社、福岡(グループ会社プロズ)

販売立場(重要):公式サイトの会社概要によると、CFネッツグループはグループ会社ごとに機能が分かれています。株式会社シー・エフ・ネッツは投資コンサルティングとアセットマネジメントが主業務で、賃貸管理・プロパティマネジメントはグループ会社の株式会社シー・エフ・ビルマネジメント、用地選定から企画・設計・施工までの開発はグループ会社の株式会社シー・エフ・アーキテクト(旧社名:株式会社南青山建築工房、2026年7月に商号変更)が担う体制です。つまり同社自体は仲介・コンサルティングの立場が中心で、グループ内の開発会社が手がける物件を取り次ぐケースも想定されます。なお2026年7月1日には首都圏に分散していた3拠点とグループ3社(シー・エフ・ネッツ・シー・エフ・ビルマネジメント・シー・エフ・アーキテクト)が横浜みなとみらいの本社ビルに集約されています。契約前に重要事項説明書で「売主・分譲主はどの会社か」を必ず確認することをおすすめします。

扱う物件・サービスの特徴:投資コンサル+賃貸管理のワンストップ

株式会社シー・エフ・ネッツが扱う物件・サービスの特徴
株式会社シー・エフ・ネッツが扱う物件・サービスの特徴

株式会社シー・エフ・ネッツは、投資用の区分マンションやアパートといった収益物件の紹介から、購入後の賃貸管理までを、グループ会社と連携してワンストップで手がけている点が特徴です。

  • 提案の考え方:周辺家賃相場のデータ、将来の人口動態、再開発計画、駅からの距離といった要素を踏まえてエリアを厳選し、手堅い賃料でも収益が見込める物件を選定する方針を掲げています。
  • 管理部門との連携:シミュレーション上は成立していても、運用面で問題があると管理部門からストップがかかる仕組みがあるとされ、売買部門と管理部門が独立してチェックし合う体制がうかがえます。
  • 拠点展開:横浜みなとみらい本社に加え、大阪・名古屋にも支社を構え、福岡はグループ会社のプロズが担当しています。
  • 相続・資産形成の相談:不動産投資に加えて、相続対策やファイナンシャルプランニングの相談にも対応しているとされています。

表面利回りの高さだけを訴求するのではなく、賃貸需要データに基づいたエリア選定を前面に出している点は、他の新築ワンルーム専業のデベロッパーとは異なる特徴です。

実際の口コミ:良い声と悪い声の両方

株式会社シー・エフ・ネッツの良い口コミと悪い口コミの対比
株式会社シー・エフ・ネッツの良い口コミと悪い口コミの対比

評価が割れる会社だからこそ、両方の声をフラットに見ることが大切です。第三者の口コミサイトである「みん評」には19件、「コエシル」には購入者による口コミが投稿されています。

良い評価の傾向
  • バックデータに基づく厳選した物件提案
  • 無理な営業がなく、希望に合わない場合は明示してくれる
  • 管理部門が運用面でチェックし、サポートが手厚い
低い評価の傾向
  • 紹介された司法書士の費用が相場より高かった
  • 管理契約の解除手数料が高く、変更しづらい
  • 連絡が取りづらく、対応が遅いという指摘

良い評価の声

(出典の欄の口コミサイトにもとづく、当サイトの要約)

  • 何社もヒアリングした結果、こちらでアパートを購入。データを踏まえて厳選した物件を紹介してもらえた。管理部門が運用上の問題があればストップをかける仕組みもあり、サポートが手厚いと感じている(みん評)
  • しっかりとニーズにあった商品を紹介してくれるし、そうでない場合は「希望通りではない」ことを明示してくれる。他社のような高圧的な態度はなかった(コエシル)

低い評価の声

(出典の欄の口コミサイトにもとづく、当サイトの要約)

  • 物件購入時に紹介された司法書士の費用が、後になって相場の2倍近くだったことが分かった。担当者が変わった後の対応にも不満が残った(みん評)
  • 借主側の立場として、連絡が取りづらく対応が遅いと感じた(みん評)
  • 管理契約を解除する際の解除手数料が高く、不満が生じても変更しにくい(みん評)

第三者サイトの評価

第三者サイトの評価スコアと内訳
第三者サイトの評価スコアと内訳

コエシルでは総合評価2.7 / 5.0(業界平均2.5)とされ、項目別では「接客品質」が高評価、「提案速度」「スムーズな連絡」「しつこい営業行為」の項目は中間的な評価となっています(確認2026-10-23)。みん評では19件の口コミが投稿され、評価にはばらつきがあり、良い評価と厳しい評価の両方が混在しています(確認2026-10-23)。

いずれのサイトも口コミの件数自体は多くはないため、特定の口コミだけで会社全体を判断するのではなく、傾向として捉えることが大切です。

宅建士が整理する強み:データに基づくエリア選定と管理連携

株式会社シー・エフ・ネッツの強み
株式会社シー・エフ・ネッツの強み

株式会社シー・エフ・ネッツの強みとして挙げられるのは、周辺家賃相場・人口動態・再開発計画といったデータに基づくエリア選定と、売買部門と管理部門が独立してチェックし合う体制です。2000年設立から2026年時点で約26年の実績があり、2022年に東証プライム上場のリログループ傘下に入ったことで、グループとしての経営基盤も強化されています。

横浜みなとみらいという本社の立地に加え、大阪・名古屋・福岡と複数拠点を展開している点も、エリアをまたいで相談できる体制につながっています。

懸念点①:仲介・提携の費用面は個別に確認が必要

仲介・提携費用への懸念
仲介・提携費用への懸念

口コミで指摘されているのが、紹介された司法書士など提携事業者の費用が相場より高かったというケースです。不動産取引では、仲介会社が提携する司法書士や保険代理店を利用することは一般的ですが、費用が適正かどうかは自分でも相場を調べて確認することをおすすめします。提携先を必ず使う義務があるのか、他の事業者を選べるのかも、契約前に確認しておくとよいでしょう。

懸念点②:管理契約の解除条件は事前に確認する

管理契約の解除条件への懸念
管理契約の解除条件への懸念

口コミには「管理契約の解除手数料が高く、変更しづらい」という指摘もあります。賃貸管理を依頼する場合、管理料の水準だけでなく、契約を解除する際の条件・手数料も事前に確認しておくことが重要です。管理内容に満足していても、将来管理会社を変更したくなった場合に身動きが取りにくくなる可能性があるため、契約書の解除条項は購入前にしっかり読んでおく必要があります。

数字で見る:表面利回りと実質利回りの差

表面利回りと実質利回りの差
表面利回りと実質利回りの差

提案時に示される「表面利回り」は、管理費・修繕積立金・ローン金利を引く前の数字です。実際に手元に残るかを決めるのは実質利回りとローン収支です。口コミにある「表面利回り6%前後」という水準も、経費や空室率を踏まえた実質ベースで再計算してみる必要があります。

項目表面ベース実質ベース
家賃収入満額で計算空室・滞納を考慮
経費含まない管理費・修繕積立金・提携事業者費用等
ローン含まない元利返済を差し引く
結論高く見える手残りで判断

10年後の出口:売却シナリオで判断する

10年後の出口シナリオ
10年後の出口シナリオ

投資用不動産で見落とされやすいのが出口(売却)です。保有中のキャッシュフローが安定していても、売却時に大きく値下がりすれば、トータルでは損失になり得ます。横浜・大阪・名古屋・福岡といった都市圏の物件は、駅からの距離や築年数によって将来の売却しやすさが大きく異なります。

購入前に「この物件は10年後にいくらで売れそうか」「ローン残債と売却可能額の差はどれくらいか」を、担当者任せにせず自分でも試算しておくことが、判断の決め手になります。

向いている人・向いていない人

向いている人・向いていない人
向いている人・向いていない人

向いている人

  • 横浜・大阪・名古屋・福岡エリアで収益物件を探している
  • データに基づく物件選定と、購入後の管理連携を重視したい
  • 提携事業者の費用や管理契約の解除条件を自分でも確認できる
  • 重要事項説明書で売主・分譲主の立場を必ず確認できる

向いていない人

  • 提携先の紹介費用を確認せず、担当者の言葉だけで契約したい
  • 将来管理会社を変更する可能性を考えず契約を進めたい
  • 表面利回りの数字だけで購入を決めたい
  • 出口(売却)を軽視して入居率だけで判断する

まとめ:判断軸は「費用の確認」と「出口」

株式会社シー・エフ・ネッツを検討する人への最終結論
株式会社シー・エフ・ネッツを検討する人への最終結論

株式会社シー・エフ・ネッツは、横浜みなとみらいを本社に、大阪・名古屋・福岡へも拠点を広げ、データに基づく物件選定と賃貸管理をグループで連携させている会社です。2022年からリログループ傘下に入り経営基盤も強化されていますが、提携事業者の費用や管理契約の解除条件については、口コミでも指摘があるとおり、自分自身で確認する姿勢が欠かせません。

判断軸は常に同じです。今その物件・サービスの費用がどうなっているか、売主は誰か、出口でいくらつくか。シー・エフ・ネッツであれ他の会社であれ、物件ごとに立場・費用・実質利回り・売却相場を確認することが先決です。

シー・エフ・ネッツの物件を勧められたら、まず「この物件の売主・分譲主はどの会社か」「提携事業者の費用は相場と比べてどうか」を担当者に聞いてみてください。 自分の物件の状態を冷静に評価したいなら、まずは無料の割高診断で、相場に対して割高でないかを確認してみてください。

※本記事は公開情報および第三者の口コミサイトをもとに、情報提供を目的として作成しています。特定の物件・会社の購入や売却を勧誘・推奨するものではなく、また誹謗中傷を意図するものでもありません。記載内容は執筆時点の情報に基づくものであり、最新かつ正確な情報は必ず公式サイト等でご確認ください。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。