【2026-09-29 更新】 公式サイトの会社概要・沿革ページ(2026年9月29日確認)で最新情報を再確認し、台湾現地法人・ハワイ不動産オフィス設置などの沿革を追記、第三者サイト「不動産投資のミカタ」の評価(総合3.26/5.0・口コミ7件・カテゴリー別スコア)を反映しました。あわせてfrontmatterの出典に公式・第三者情報の一次URLを追加しています。社名変更・合併・廃業・免許失効は確認されていません。
「FGHの収益ワンルーム、物件数が多くて調査もしっかりしてるって本当なんでしょうか?」。収益不動産の売買を検討している人から、こうした相談が届きます。ネットで調べると「物件が豊富で対応が誠実」という声と「営業電話が多い」「査定額が下がった」という声が混在し、どちらを信じればいいのか分からなくなります。
ここで一つ大事なことをお伝えします。口コミの評価が割れるのには、ちゃんと理由があります。 収益不動産の売買は「担当者の対応」や「物件との相性」で評価が変わりやすい商品です。しかし投資判断で本当に見るべきは、物件の構造と数字の現実。この記事では公開情報と第三者の口コミをもとに、次の点を整理します。
- 株式会社FGHとはどんな会社か(会社概要・販売立場・サービス)
- 第三者サイトのリアルな口コミ(良い声・悪い声の両方)
- 宅建士が整理する「強み」と「懸念点」
- どんな人が検討でき、どんな人は見送るべきか
会社概要:FGHはどんな会社か

株式会社FGH(FORCE GROUP HOLDINGS)は、収益不動産の売買仲介に特化した不動産グループです。創業は2007年2月、法人としての設立は2012年6月で、東京都千代田区九段北に本社を置き、収益ワンルームマンションを中心に売買・仲介・管理などを手がけています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商号 | 株式会社FGH(FORCE GROUP HOLDINGS) |
| 所在地 | 東京都千代田区九段北4-1-3 日本ビルディング九段別館5階 |
| 創業 | 2007年2月(設立2012年6月) |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 代表取締役会長 | 渡邊 勢月矢 |
| 代表取締役社長 | 山丸 慎太郎 |
| 従業員数 | グループ75名(公表値) |
| 宅建免許 | 国土交通大臣(3)第8898号 |
| 主な事業 | 不動産の売買・仲介・賃貸・管理・鑑定、不動産特定共同事業、保険代理店 |
(出典:株式会社FGH 公式サイト 企業概要 https://fgh.co.jp/company/ ・2026年9月29日確認。社名変更・合併・廃業・免許失効は確認されていません)
海外展開としては、2014年8月に台湾・台北市に100%子会社(東京問屋不動産股份有限公司)を設立、2025年7月には株式会社カイナハレハワイ不動産の東京オフィスを設置するなど、海外投資家向けのネットワーク構築を続けているとされます(出典:公式サイト 会社沿革 https://fgh.co.jp/history/ ・2026年9月29日確認)。
販売立場(重要):FGHは収益不動産の売買仲介を主力とする会社とされ、多くの取引では売主と買主の間に立つ仲介の立場と説明されています。仲介の場合は原則として仲介手数料が発生します。一方で事業内容には売買も含まれるため、物件によってはFGH自身や関係会社が売主になる可能性も否定できません。すべての物件が同じ立場とは限らないため、契約前に、重要事項説明書と売買契約書で「売主が誰か(第三者かFGH側か)」「FGHの立場」「手数料の有無」を必ず確認してください。
物件数と物件精査:サービスの特徴

FGHは、収益不動産の仲介に強みを持つサービス体制を整えています。
- 豊富な物件数:常時300〜500件の売却案件を預かるとされ、収益ワンルームの取扱量が多いとされます。
- 物件精査の体制:営業とは別に物件調査に特化した部署を置き、調査結果を契約前に開示するとされます。
- 独自の販売網:収益不動産に特化したネットワークを活かし、海外投資家向けの販売活動なども行うとされます。
物件の選択肢が多く、事前の調査開示がある点は魅力ですが、仲介である以上、提示価格が相場に対して妥当かは買主側でも確認が必要です(後述)。
実際の口コミ:良い声と悪い声の両方

評価が割れる会社だからこそ、両方の声をフラットに見ることが大切です。
良い評価の声
(不動産投資のミカタ・イエシルに載っている口コミ・評判をもとにした、当サイトの要約です。原文の引用ではありません)
- こちらの意図を理解したうえで提案してくれて、対応が誠実で早かったです。
- 他の仲介会社とは違う販売網があり、密なやり取りで不安なく進められました。
- 古めのワンルームでも短期間で、思ったより高く売却できました。
低い評価の声
(不動産投資のミカタ・イエシルに載っている口コミ・評判をもとにした、当サイトの要約です。原文の引用ではありません)
- 資料請求のあと、営業の電話が頻繁で負担に感じました。
- 最初に聞いた金額より、実際の評価額が下がって残念でした。
- 担当者によって対応の差があるように感じました。
第三者サイトの評価:評価は分かれる傾向

第三者の口コミサイトでは、誠実な対応と物件の豊富さを評価する声がある一方、営業連絡の多さを指摘する声も見られ、評価が分かれる傾向があります。「不動産投資のミカタ」に掲載されたFGHの評価は総合3.26点(5点満点・口コミ7件、2026年9月29日確認)で、カテゴリー別では営業4.29点、セミナー・イベント/物件の質・量/収益性・入居率/アフターフォロー管理力がいずれも3.0点前後となっています(出典:不動産投資のミカタ https://mikata.top/toushi/companies/61 )。これは同サイトの集計であり第三者監査の数字ではありません。
高評価の理由は「調査力と物件数、担当者の対応」に、低評価の理由は「営業連絡の多さと担当者ごとの差」に集中しています。スコアの高低よりも、この評価の分かれ方を理解したうえで、提案物件そのものの数字を見ることが判断の出発点になります。
宅建士が整理する強み:物件数と調査力

FGHの強みは「収益不動産への特化による物件数と、契約前の物件精査」です。売却案件を多く預かることで、投資家が比較検討できる選択肢が広がりやすい構造です。
自社は常時300〜500件の売却案件、6,000件以上の取引実績などの数字を公表しています。ただしこれらは自社公表の値で、第三者監査の数字ではありません。営業とは別部署が物件を調査し、結果を契約前に開示するとされる点は、リスクを事前に把握したい投資家にとって判断材料を増やす要素になり得ます。第三者コラムでは宅地建物取引士31名・賃貸不動産経営管理士17名が在籍しているとの紹介もあり、有資格者の比率も一定の目安になります(出典:イエシルコラム https://www.ieshil.com/columns/802/ ・2026年9月29日確認)。
懸念点①:仲介という立場と価格の妥当性

FGHは基本的に売主と買主をつなぐ仲介の立場とされます。仲介は幅広い物件を紹介できる一方、提示される価格は売主側の希望が反映されることもあり、相場に対して妥当かどうかは買主自身でも確かめる必要があります。
「物件数が多いから安心」という説明だけで判断すると、価格が相場に対して割高でも気づきにくくなります。選択肢が多いからこそ、買う価格の妥当性を客観的に確かめることが、収支を守る第一歩になります。仲介手数料が発生する点も、総支払額に含めて考えておくと安全です。
懸念点②:営業連絡と査定額のブレに注意

口コミで目立つ懸念のひとつが営業連絡の多さと、査定額のブレです。資料請求後の連絡が頻繁だと感じる声や、当初の想定より実際の評価額が下がったという声が見られます。営業体制は年々見直されているとされますが、担当者によって対応に差が出る可能性は残ります。
売却や購入の場面では、最初に示された概算と、精査後の実際の数字が変わり得ます。「いくらで売れる(買える)はず」という初期の想定だけで動かず、根拠となる査定資料や比較事例を確認し、数字が動いた場合の収支まで試算しておくことが重要です。
数字で見る:表面利回りと実質利回りの差

物件提案で示される「表面利回り」は、管理費・修繕積立金・仲介手数料・ローン金利を引く前の数字です。実際に手元に残るかどうかを決めるのは実質利回りとローン収支。中古ワンルームは築年数や立地で条件が変わり、表面利回りが高く見えても手残りが薄いケースがあります。
| 項目 | 表面ベース | 実質ベース |
|---|---|---|
| 家賃収入 | 満額で計算 | 空室・滞納を考慮 |
| 経費 | 含まない | 管理費・修繕積立・手数料 |
| ローン | 含まない | 元利返済を差し引く |
| 結論 | 高く見える | 手残りで判断 |
向いている人・向いていない人

向いている人
- 収益ワンルームの選択肢を幅広く比較して選びたい
- 契約前に物件の調査結果を確認しながら進めたい
- 売却・購入で独自の販売網を活用したい
- 仲介手数料を織り込んだうえで判断できる
向いていない人
- ファミリータイプや一棟物を中心に運用したい
- 営業連絡を煩わしいと感じる
- 提示価格をそのまま信じて自分では相場検証しない
- 毎月プラスの収支を確実に保ちたい
購入前セルフ診断チェックリスト

提案を受けたら、契約前に次の4点を自分で確認してください。
- 提示物件の実質利回り(経費・ローン控除後)を数字で把握したか
- 提案価格が周辺の中古相場と比べて妥当か客観的に確かめたか
- FGHの立場(仲介か売主か)と仲介手数料の有無を書面で確認したか
- 「10年後にいくらで売れるか」とその根拠を担当者に聞いたか
チェックが付かない項目があるうちは、契約を急ぐべきではありません。
まとめ:判断軸は常に「収支」と「出口」

FGHは「収益不動産の売買仲介に特化し、豊富な物件数と契約前の物件精査を強みとする会社」です。選択肢の広さと調査開示の姿勢は客観的にも評価できる強みです。一方で、仲介という立場ゆえに提示価格の妥当性は買主側でも確かめる必要があり、営業連絡の多さや担当者ごとの差は口コミで指摘されています。
判断軸は常に同じです。今日買って実質キャッシュフローはどうなるか、10年後に誰にいくらで売れるか。この二軸を数字で確認できて初めて、購入の可否が判断できます。
FGHの物件を勧められたら、まず「この価格は相場に対して妥当か」を確かめてください。物件数の多さは魅力ですが、高く買えば収支は苦しくなります。 不動産投資は医療と同じで、担当者が信頼できそうという理由だけで契約を決めてはいけません。 まずは無料の割高診断で、その物件が相場に対して割高でないかを客観的に確認してみてください。
※本記事は公開情報および第三者の口コミサイトをもとに、情報提供を目的として作成しています。特定の物件・会社の購入や売却を勧誘・推奨するものではなく、また誹謗中傷を意図するものでもありません。記載内容は執筆時点の情報に基づくものであり、最新かつ正確な情報は必ず公式サイト等でご確認ください。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
