【2026-10-09 更新】 「飛び込み・電話営業を行わない方針」を同社の強みとして書いていましたが、当サイトが開いた公式サイトのページ(トップページ・選ばれる理由・企業理念・不動産投資事業)に、その記載は見つかりませんでした(2026年10月9日に確認)。出どころを確かめられないため、この話を記事から外しました。
【2026-10-09 更新】 公式サイトの会社概要を確認し、本社の所在階(21F→43F)・宅建業免許番号・代表者名を追記しました。2026年3月の株式会社ベル建築研究所の完全子会社化と2026年9月の不動産特定共同事業の許可・認可取得を反映し、口コミの記載を出典にもとづく要約形式に改め、出典URLを追加しています。
「フュディアルクリエーションのRELUXIA、勧められているんですけど大丈夫ですか?」。不動産投資の相談で、この会社名は時々出てきます。六本木に本社を構え、RELUXIA(リルシア)ブランドで都心の投資用ワンルームを分譲する会社です。
ここで一つ大事なことをお伝えします。口コミの評価が割れるのには理由があります。 物件そのものの評価と、「その物件を買うべきか」という判断は、まったく別の話だからです。この記事では公開情報と第三者の口コミをもとに、次の点を整理します。
- 株式会社フュディアルクリエーションとはどんな会社か(会社概要・ブランド・販売の立場)
- 第三者サイトのリアルな口コミ(良い声・気になる声の両方)
- 宅建士が整理する「強み」と「懸念点」
- どんな人が検討でき、どんな人は見送るべきか
会社概要:フュディアルクリエーションはどんな会社か
株式会社フュディアルクリエーションは2013年9月設立、資本金1億円(2018年3月に増資)で、投資用不動産の開発・販売から管理までを手がける会社です。代表取締役は古川伸樹氏(公式サイト会社概要・確認2026-10-09)。設立当初は他社の新築ワンルームを扱う販売会社でしたが、創業から数年で自社ブランド「RELUXIA(リルシア)」の分譲を開始し、現在は自社分譲の売主型が中心です。2026年3月には一級建築士事務所の株式会社ベル建築研究所を完全子会社化し、2026年9月には不動産特定共同事業の許可・認可を取得しています(公式サイト沿革・ニュース・確認2026-10-09)。株式上場を目標に成長を続けています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商号 | 株式会社フュディアルクリエーション(FUDEAL CREATION) |
| 所在地 | 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー43F(公式サイト会社概要・確認2026-10-09) |
| 設立 | 2013年9月 |
| 資本金 | 1億円(2018年3月増資) |
| 代表者 | 代表取締役 古川伸樹 |
| 事業内容 | 投資用不動産の開発・販売・賃貸管理・コンサルティング、不動産特定共同事業 |
| 主要ブランド | RELUXIA(リルシア) |
| 宅建業免許 | 東京都知事(3)第95887号(公式サイト会社概要・確認2026-10-09) |
| 上場情報 | 非上場(上場を目標に成長中) |
| 年間平均入居率 | 99.70%(2026年10月時点・公式サイトが自社発表する数値) |
免許の実在や行政処分歴の有無は、国土交通省の宅地建物取引業者検索で番号(東京都知事(3)第95887号)から読者自身も確認できます。本記事執筆時点で確認した範囲では、同社に関する行政処分の公表情報は見当たりませんでした。あわせて、対象物件の売主(分譲主)が誰かも契約前に確かめておきましょう。
RELUXIA(リルシア):物件ブランドの特徴
RELUXIAは「心からリラックスできる住まい」をコンセプトにした、都心の投資用ワンルームブランドです。特徴は次の通りです。
- 立地:都心の好立地を重視し、駅近を条件に展開。
- 開発体制:他社物件の販売から始まり、自社ブランドの分譲へと事業を広げてきた経緯を持ちます。
実際の口コミ:良い声と気になる声の両方
評価が割れる会社だからこそ、両方の声をフラットに見ることが大切です。
- 担当者への初期の印象が良かった
- エリアや物件のデザイン性・入居率を評価
- 提案の資料や説明がやや分かりにくい
- 同じ内容を繰り返し聞いている感覚があった
良い評価の声
(出典の欄の口コミサイトにもとづく、当サイトの要約)
- 不動産投資のミカタに掲載された口コミ(2019年2月12日投稿・評価3.0)では、担当者への初期の印象は良かったという声がある
- 同じ口コミでは、購入したエリア(港区)や物件のデザイン性・入居率は良いという評価もある
低い評価の声
(出典の欄の口コミサイトにもとづく、当サイトの要約)
- 不動産投資のミカタの口コミでは、提案後の資料や説明の仕方が分かりにくく、同じ内容を何度も聞いている感覚があったという声がある
- 同じ口コミでは、購入した中古物件の価格が高く感じられた、駅からの距離がもう少し近い方が良かったという声もある
- 別の口コミブログ(元不動産屋のワンルームマンション投資ブログ)には、売却の相談をしたが対応がのらりくらりとしていた、連絡なく遅刻やキャンセルがあった、数千万円の買い物をした顧客への返信がないといった声が掲載されている
- 同ブログには「1000万円の損失が出た」という投稿もあるが、投稿時期や損失の経緯の詳細は記載がなく、裏付けは確認できない
第三者サイトの評価:件数は少なく、評価が分かれる傾向
第三者サイトでの口コミ件数はまだ多くありません。不動産投資のミカタに掲載されている口コミは2019年2月12日投稿の2件(評価3.0)のみで(確認2026-10-09)、担当者への印象やエリア・デザイン性を評価する声と、提案資料の分かりにくさや価格の高さを指摘する声が同じ投稿内に混在しています。一方、別の口コミブログには、売却相談時の対応や連絡対応に関する否定的な声が複数掲載されています。件数が少なく、投稿時期も2019年と古いものが中心のため、この記事の情報だけで会社全体を判断するのではなく、公式の一次情報とあわせて確認し、気になる点は契約前に自分でも確かめる姿勢が大切です。
公式サイトに書かれている事業
公式サイトのメニューの事業紹介の欄には、RELUXIA、不動産投資事業、買取・仲介事業、ハウススタジオ事業、賃貸・建物管理、建築設計・監理が並んでいます(2026年10月9日に確認)。営業の進め方(電話や訪問をするかどうか)についての記載は、当サイトが開いた公式サイトのページ(トップページ・選ばれる理由・企業理念・不動産投資事業)にはありませんでした。
懸念点①:新築ワンルームの「含み損」構造
新築価格には販売会社の利益や広告費が上乗せされ、一度「中古」になると抜け落ちます。買った直後から含み損を抱えてスタートしやすいのが新築ワンルームの構造です。
営業方針が穏やかでも、新築ワンルームの価格構造そのものは変わりません。「いくらで買うか」の妥当性を、周辺の中古相場と照らして検証することが欠かせません。
懸念点②:業歴の若さと提案の分かりやすさ
不動産投資は数十年の長期保有が前提です。管理や保証を長く任せる相手として、業歴・財務・運用実績の蓄積がこれからである点は念頭に置きましょう。
提案が分かりにくいと感じたら、遠慮なく数字の根拠を質問してください。実質利回り・ローン返済・出口価格を、自分の言葉で説明できる状態になって初めて、判断の土台が整います。
数字で見る:表面利回りと実質利回りの差
物件提案で示される「表面利回り」は、管理費・修繕積立金・管理手数料・ローン金利を引く前の数字です。実際に手元に残るかを決めるのは実質利回りとローン収支です。
| 項目 | 表面ベース | 実質ベース |
|---|---|---|
| 家賃収入 | 満額で計算 | 空室・滞納を考慮 |
| 経費 | 含まない | 管理費・修繕積立金・手数料 |
| ローン | 含まない | 元利返済を差し引く |
| 結論 | 高く見える | 手残りで判断 |
10年後の出口:売却シナリオで判断する
新築ワンルームで最も見落とされやすいのが出口(売却)です。保有中の収支がトントンでも、売却時に大きく値下がりすればトータルでは損失になります。逆に立地が良く下落が緩やかなら、残債を売却額が上回り「売って終われる」状態になります。都心・駅近という立地は出口の流動性にプラスですが、購入前に「10年後にいくらで売れそうか」を試算しておくことが判断の決め手です。
向いている人・向いていない人
- 自分のペースで落ち着いて検討したい
- 都心の好立地で長期保有を前提にできる
- 提案の数字を自分で検証できる
- すぐに運用実績の裏付けを重視したい
- 短期の売却益を狙う
- 説明の分かりにくさを放置してしまう
購入前セルフ診断チェックリスト
- 提示物件の実質利回り(経費・ローン控除後)を数字で把握したか
- 対象物件の売主(分譲主)が誰かを確認したか
- 分かりにくい点は担当者に数字の根拠を質問したか
- 担当者に「10年後にいくらで売れるか」とその根拠を聞いたか
チェックが付かない項目があるうちは、契約を急ぐべきではありません。
まとめ:判断軸は常に「収支」と「出口」
フュディアルクリエーションは、2013年設立の会社です。業歴の若さと新築ワンルームの価格構造は、長期の判断において意識しておくべき点です。
判断軸は常に同じです。今日買って実質収支はどうなるか、10年後に誰にいくらで売れるか。営業が穏やかでも、この二軸を数字で確認できて初めて、購入の可否が判断できます。
RELUXIAを勧められたら、まず「10年後にいくらで売れるか」を担当者に聞いてみてください。明確な根拠を示せないなら、それが最初の「黄信号」です。 まずは無料の割高診断で、その物件が相場に対して割高でないかを客観的に確認してみてください。
※本記事は公開情報および第三者の口コミサイトをもとに、情報提供を目的として作成しています。特定の物件・会社の購入や売却を勧誘・推奨するものではなく、また誹謗中傷を意図するものでもありません。記載内容は執筆時点の情報に基づくものであり、最新かつ正確な情報は必ず公式サイト等でご確認ください。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
