「GARYUUは無理な営業が一切なくて相談しやすかった」。こうした寄り添い型の評価がある一方で、「面談ギフトの条件が厳しい」「小規模で物件の選択肢が少ないのでは」という声もあります。GARYUU株式会社(ガリュウ)は、対応の丁寧さを評価される一方で、期待する内容によって印象が分かれる会社です。

ここで一つ大事なことをお伝えします。口コミの評価が割れるのには、ちゃんと理由があります。 不動産投資は「担当者が親身だった」という感覚で判断しがちですが、本当に見るべきは物件の構造と数字の現実です。この記事では公開情報と第三者の口コミをもとに、次の点を整理します。

  • GARYUU株式会社とはどんな会社か(会社概要・販売立場)
  • 第三者サイトのリアルな口コミ(良い声・悪い声の両方)
  • 宅建士が整理する「強み」と「懸念点」
  • どんな人が検討でき、どんな人は見送るべきか

【2026-10-12 更新】 公式サイトの会社概要ページで資本金(500万円→1000万円)・宅建業免許番号・事業拠点の情報を確認し直し、出典URLを追加しました。社名変更・合併・廃業・免許失効は確認されていません。

会社概要:GARYUUはどんな会社か

GARYUU株式会社は2008年設立の不動産会社で、不動産とIT(アナログとデジタルの融合)をコンセプトに掲げています。賃貸(アパート・マンション・戸建・事務所店舗)と売買(新築戸建・中古マンション・中古戸建・土地・投資用)を幅広く扱っています。公式サイトの会社概要ページ(2026年10月12日確認)によると資本金は1000万円、従業員は20名規模の会社です。

登記上の本店所在地は全国法人リスト(法人番号公表サイトのデータに基づく)(2026年10月12日確認)では東京都渋谷区初台のままですが、公式サイトの会社概要では不動産事業の窓口を東京都千代田区神田神保町としており、事業所の表記に食い違いがあります。どちらも社名変更や合併を示すものではなく、オフィス移転・増設に伴う表記差と見られますが、契約前には最新の所在地を自分でも確認してください。

販売立場という観点では、GARYUUは扱う物件によって売主と仲介が混在します。投資用物件の提案では、自社が売主となる場合と、他社が売主の物件を媒介する場合があり得ます。売主か仲介かで手数料の有無や責任の所在が変わるため、提案物件ごとに立場を確認することが欠かせません。

項目内容
商号GARYUU株式会社
登記上の本店所在地東京都渋谷区初台1-49-3
公式サイト記載の不動産事業拠点東京都千代田区神田神保町1-22-2 VORT神保町Ⅳ 6F
設立2008年10月
代表者近藤 賢一
資本金1000万円
従業員数約20名
宅建業免許番号東京都知事免許(3)95289
事業内容賃貸・売買の仲介、投資用不動産の提案、不動産とITを組み合わせたサービス(Salesforce・kintone開発、Web開発、広告運用等)
取扱物件新築戸建・中古マンション・中古戸建・土地・投資用ほか
上場情報非上場

上記の資本金・免許番号・所在地はGARYUU株式会社 公式サイトの会社概要ページ(2026年10月12日確認)に基づきます。免許の有効性や行政処分歴の有無は、国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」で商号から検索して無料で確認できます。契約前に一度、自分の目で確認しておくと安心です。

物件の特徴:不動産×ITと寄り添い型の提案

1
不動産×IT
デジタルを活用した提案・サポート
2
幅広い取扱
中古マンション・戸建・土地・投資用
3
寄り添い型
状況に合わせて最適プランを一緒に検討

GARYUUは、不動産とITを組み合わせたサービスと、投資家の状況に寄り添う提案を特徴として打ち出しています。海外赴任中の顧客に対してもメールで確定申告までサポートするなど、遠隔でも対応できる体制が評価されています。

一方で、従業員20名規模の会社であるため、大手デベロッパーのような物件供給量やブランドの厚みは期待しにくい面があります。数多くの物件を比較したい場合は、複数社を併用する前提で考えるとよいでしょう。

実際の口コミ:良い声と悪い声の両方

評価が割れる会社だからこそ、両方の声をフラットに見ることが大切です。

良い評価の傾向
  • 無理な営業が一切なく相談しやすい
  • 状況に寄り添って最適プランを提案
  • 海外赴任中もメールでサポート
気になる評価の傾向
  • 面談ギフトの特典条件が厳しい
  • 小規模ゆえ物件の選択肢が限られる
  • 売主か仲介かの立場を確認しにくい

良い評価の声

(出典の欄の口コミサイトにもとづく、当サイトの要約)

  • 無理な営業が一切なく、こちらの状況に合わせて最適なプランを一緒に考えてくれた。
  • 海外赴任中でも、メールで確定申告のことまでサポートしてくれて助かった。
  • 押し付けがなく、じっくり検討できる雰囲気だった。

低い評価の声

(出典の欄の口コミサイトにもとづく、当サイトの要約)

  • 面談ギフトの特典条件が厳しく、条件を一つでも外すともらえないのが残念だった。
  • 会社の規模が小さいぶん、紹介される物件の数は多くない印象だった。
  • 提案物件が自社の売主物件なのか仲介なのか、確認しないと分かりにくかった。

第三者サイトの評価:対応は高評価、規模と特典条件に指摘

不動産会社の口コミサイトや転職系サイトでは、GARYUUについて無理な営業をしない姿勢や、寄り添い型の対応を評価する声が中心です。遠隔サポートの手厚さを挙げるコメントも見られます。

一方で、面談ギフトの特典条件の厳しさ(一定の年収や勤務先、面談時のカメラ利用など複数条件が必須とされるケース)や、小規模ゆえの物件供給量への指摘も一定数あります。特典を目当てにするのではなく、提案の中身と物件の数字で判断することが前提です。

宅建士が整理する強み:寄り添い型の提案とサポート

最大の強み:押し付けない寄り添い型の提案

無理な営業をせず、投資家の状況に合わせて一緒にプランを考える姿勢は、じっくり検討したい人にとって相談しやすい環境です。遠隔でもメールで実務までサポートする体制も評価されています。

GARYUUの強みは「押し付けない寄り添い型の提案と、遠隔でも対応できるサポート」です。営業のプレッシャーが少ない環境は、時間をかけて判断したい会社員投資家に向いています。

ただし、対応が丁寧なことと、その物件が割安かどうかは別の問題です。相談しやすさを価格の妥当性と混同せず、提案された数字を自分で検証する姿勢が欠かせません。

懸念点①:小規模ゆえの供給量と情報の非対称性

物件の選択肢と情報開示を自分で補う

従業員20名規模の会社では、扱う物件数が大手より限られる傾向があります。提案が少数に絞られると比較検討が難しくなるため、他社の物件とも並べて相場観を持つことが大切です。

小規模な会社は、物件の供給量や比較材料が限られる傾向があります。提案された物件が良く見えても、それが相場の中でどの位置にあるのかは、複数社の物件と並べて初めて分かります。1社の提案だけで判断せず、他社物件との比較で相場観を養いましょう。

また、投資用物件では売主と仲介の立場が混在し得るため、その物件をGARYUUが売主として売っているのか、媒介しているのかを書面で確認することが重要です。

懸念点②:ギフト特典に判断を引きずられない

面談ギフトは判断材料にしない

面談ギフトは集客の手段であり、投資判断とは切り離して考えるべきものです。特典の条件が厳しい場合もあります。ギフトの有無ではなく、物件の収支と出口で判断してください。

面談ギフトなどの特典は集客の一環であり、投資の良し悪しとは無関係です。特典を目当てに面談を受けると、冷静な判断がしにくくなります。ギフトの条件や有無に気を取られず、物件そのものの数字で判断することが大切です。

数字で見る:表面利回りと実質利回りの差

提案で示される「表面利回り」は、管理費・修繕積立金・空室・ローン金利を引く前の数字です。実際に手元に残るかを決めるのは実質利回りとローン収支です。

項目表面ベース実質ベース
家賃収入満額で計算空室・滞納を考慮
経費含まない管理費・修繕積立・手数料
ローン含まない元利返済を差し引く
結論高く見える手残りで判断

10年後の出口:売却シナリオで判断する

保有中のキャッシュフローが回っていても、売却時に大きく値下がりすればトータルでは損失になり得ます。中古区分はエリアと築年によって出口が変わります。購入前に「10年後にいくらで売れそうか」をシミュレーションしておくことが判断の決め手になります。

シナリオ10年後の価格ローン残債結果
立地が良い(下落緩やか)緩やかに下落下回る売って終われる
立地が弱い(大きく下落)大きく下落上回る(残債割れ)手出しで売却

向いている人・向いていない人

向いている人
  • 時間をかけてじっくり検討したい
  • 営業のプレッシャーを避けたい
  • 遠隔でのサポートを重視したい
  • 実質収支と出口を数字で判断したい
向いていない人
  • 多数の物件を一度に比較したい
  • 大手ブランドの安心感を重視する
  • 特典目当てで面談を受けたい
  • 担当者の親しみやすさで判断する

購入前セルフ診断チェックリスト

提案を受けたら、契約前に次の4点を自分で確認してください。

購入前セルフ診断
  • 提示物件の実質利回り(経費・ローン控除後)を数字で把握したか
  • 同エリア・同条件の他社物件と価格・利回りを比較したか
  • その物件がGARYUUの売主物件か仲介物件かを書面で確認したか
  • 担当者に「10年後にいくらで売れるか」とその根拠を聞いたか

チェックが付かない項目があるうちは、契約を急ぐべきではありません。

まとめ:判断軸は常に「収支」と「出口」

GARYUUは「無理な営業をしない寄り添い型の提案と、遠隔サポートに強みを持つ、小規模ながら丁寧な不動産会社」です。押し付けのない対応は、じっくり検討したい人にとって評価できる強みです。一方で、小規模ゆえの物件供給量や、売主か仲介かの立場、特典条件といった論点は、買い手側で確認すべきポイントとして残ります。

判断軸は常に同じです。今日買って実質キャッシュフローはどうなるか、10年後に誰にいくらで売れるか。この二軸を数字で確認できて初めて、購入の可否が判断できます。

物件を勧められたら、まず「この物件はGARYUUが売主ですか、仲介ですか」「10年後にいくらで売れますか」を担当者に聞いてみてください。明確な根拠を示せるかどうかが、最初の確認ポイントです。 不動産投資は、担当者が信頼できそうという理由だけで契約を決めてはいけません。 まずは無料の割高診断で、その物件が相場に対して割高でないかを客観的に確認してみてください。

※本記事は公開情報および第三者の口コミサイトをもとに、情報提供を目的として作成しています。特定の物件・会社の購入や売却を勧誘・推奨するものではなく、また誹謗中傷を意図するものでもありません。記載内容は執筆時点の情報に基づくものであり、最新かつ正確な情報は必ず公式サイト等でご確認ください。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。