「ホームサポート21を紹介されたけど、実際どうなんだろう」。東京都新宿区百人町を拠点に、東京23区・横浜・川崎・神奈川・千葉・埼玉の中古ワンルームマンションを、500万円未満から1000万円台までの価格帯別に扱う株式会社ジョイコンサルティング(屋号:ホームサポート21)について、こうした相談が寄せられています。
ここで一つ大事なことをお伝えします。不動産投資は「会社の評判」だけでなく、「その物件の数字が今どうなっているか」で判断すべきです。 この記事では公開情報と第三者の情報をもとに、次の点を整理します。
- ホームサポート21(株式会社ジョイコンサルティング)とはどんな会社か(会社概要・販売立場)
- 取り扱う物件の価格帯と独自の選定基準
- 実際の評判・口コミの中身(良い声・気になる声の両方)
- 宅建士が整理する「強み」と「懸念点」
会社概要:ホームサポート21はどんな会社か

ホームサポート21は株式会社ジョイコンサルティングが運営する不動産情報サイトの屋号です。資本金500万円、代表者は真木鎮麒氏。(公社)東京都宅地建物取引業協会に加盟し、三菱東京UFJ銀行麻布支店・りそな銀行麻布支店・三井住友銀行六本木支店など複数の金融機関と取引関係を持つ会社です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商号 | ホームサポート21(株式会社ジョイコンサルティング) |
| 所在地 | 〒169-0073 東京都新宿区百人町1-5-4 東都ビル201号 |
| 設立 | 公式サイトに記載なし(確認できず) |
| 資本金 | 500万円 |
| 代表者 | 真木 鎮麒 |
| 免許番号 | 東京都知事免許(4)第87529号(業界団体の加盟店検索で確認。自社サイトの表記は更新前の(3)のまま) |
| 事業内容 | 投資用中古マンション・賃貸用マンション・賃貸アパートの売買仲介、賃貸管理全般 |
販売立場(重要):公式サイトでは「売買の仲介、賃貸、管理のサポートもいたします」「お客様のご予算、御要望に最も近い物件を、宅地建物取引主任者の不動産専門スタッフがご紹介いたします」と説明されており、自社で開発・分譲したマンションを売主として販売するという記載は確認できません。基本的には他社所有の中古マンションを仲介(媒介)する立場とみられます。実際の取引態様は物件ごとに異なり得るため、契約前に重要事項説明書で「売主」「取引態様」欄を必ず確認することをおすすめします。
取扱物件の特徴:3つの価格帯と独自の選定基準

ホームサポート21は、対象物件を「500万円未満」「500〜1000万円」「1000万円台」の3つの価格帯に分けて紹介しているのが特徴です。
- 対象エリア:東京23区の大半(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区など)と多摩地区、横浜市・川崎市、神奈川県・千葉県・埼玉県の一部。
- 推奨基準:公式サイトでは「駅徒歩10分以内」「中古ワンルーム・1Kタイプが中心」「昭和56年6月以降の新耐震基準」「表面利回り8%程度」「総戸数20戸以上」「土地権利は所有権中心」という独自の選定基準を公表しています。
- 投資姿勢:賃料収入(インカムゲイン)と売却損益(キャピタルゲイン・ロス)を合わせたトータルリターンで判断する「出口戦略」重視の考え方を打ち出しています。
供給実績の総件数や年間の成約件数など、客観的な数値については公式サイト上での公開情報が限られており、この記事では確認できた範囲の情報にとどめています。
実際の評判:良い声と気になる声の両方

この会社については、購入者・オーナー本人による口コミサイトへの投稿が非常に少なく、口コミの母数自体が乏しい点をまず押さえておく必要があります。公式サイトの「お客様の声」ページも、確認時点で具体的な声の掲載内容は乏しいものでした。以下は確認できた第三者の投資情報サイトの記述の要約です(全文転載ではなく要約)。
良い評価の声
担当者の価格交渉力や、予算に応じた物件提案が丁寧という声がある。
低価格帯の中古ワンルームに特化している点を評価する声がある。
気になる評価の声
購入者自身によるレビューが少なく、実態が見えにくいという指摘がある。
第三者サイトの評価

複数の不動産投資関連メディアが、ホームサポート21を「1000万円以下の低価格帯中古ワンルームに特化した会社」として紹介し、担当者の対応や物件説明の丁寧さを挙げる声を掲載しています。一方で、これらの多くは会社紹介型のまとめサイトであり、購入者本人による評価・口コミの掲載は限定的です。判断材料としては参考程度にとどめ、実際の物件・条件は自分自身で確認する姿勢が重要になります。
宅建士が整理する強み:明確な選定基準と実質利回りの開示

ホームサポート21の強みは、駅徒歩10分以内・新耐震・表面利回り8%程度・総戸数20戸以上といった選定基準をあらかじめ公表している点にあります。基準が明確であることは、物件を比較検討する際の判断材料になります。
また、確認できた物件詳細ページでは、表面利回りだけでなく実質利回りも併記されていました。表面利回りのみを示す会社も少なくない中、実質ベースの数字も開示している点は評価できます。複数の金融機関との取引関係を持つ点も、融資面での相談がしやすい環境として評価できます。
懸念点①:物件情報ページの表示に一部乱れが見られる

確認の過程で、公式サイトの新着物件一覧のうち一部のページで、物件情報ではなく無関係な英文(医薬品の広告のような文字列)が物件名や所在地の欄に表示されているケースが確認できました。原因は特定できませんが、サイト上の表示をそのまま信用せず、気になる物件があれば必ず担当者に直接問い合わせて最新の資料を確認することをおすすめします。
懸念点②:会社情報の更新頻度

公式サイトの代表挨拶文の日付が平成29年(2017年)のまま更新されていない、免許番号の表記が現行より一つ前の更新回数のままになっているなど、一部の情報が更新から時間が経過している可能性がある点も確認できました。宅建業免許自体は業界団体の加盟店検索で現行の更新状況を確認できており、事業は継続しているとみられますが、契約前には必ず最新の重要事項説明書・登記情報で内容を確認することをおすすめします。
数字で見る:表面利回りと実質利回りの差

確認時点で公式サイトに掲載されていた物件では、例えば千葉県内の400万円の物件で表面利回り13.50%に対し実質利回り7.72%、横浜市内の930万円の物件で表面利回り6.83%に対し実質利回り5.60%という数字が併記されていました。価格が低いほど表面と実質の差が大きくなる傾向がうかがえます。
| 項目 | 表面ベース | 実質ベース |
|---|---|---|
| 家賃収入 | 満額で計算 | 空室・滞納リスクを考慮 |
| 経費 | 含まない | 管理費・修繕積立金・管理手数料 |
| ローン | 含まない | 元利返済を差し引く |
| 結論 | 高く見える | 手残りで判断 |
10年後の出口:売却シナリオで判断する

公式サイトでは「中古マンション投資の最大の目的は家賃収入を長期間得ることだが、売却を想定しない投資はあり得ない」として、インカムゲインとキャピタルゲイン・ロスを合わせたトータルリターンで判断する出口戦略の重要性を説明しています。この考え方自体は妥当なものですが、実際に10年後いくらで売れるかは、購入時点の価格・築年数・エリアの賃貸需要によって大きく変わります。
だからこそ、保有前・保有中から「今いくらで売れそうか」「ローン残債と売却可能額の差はどれくらいか」を把握しておくことが、判断の決め手になります。
向いている人・向いていない人

向いている人
- 500万円未満〜1000万円台の低価格帯で中古ワンルーム投資を始めたい
- 駅徒歩10分以内・新耐震などの明確な選定基準を重視したい
- 表面利回りだけでなく実質利回りも確認して判断したい
- 重要事項説明書で売主・取引態様を自分で確認できる
向いていない人
- 購入者本人の口コミが少ない点をリスクと捉えない
- サイトに掲載された情報をそのまま鵜呑みにしてしまう
- 会社情報の更新状況を自分で確認しない
- 出口(売却・担保評価)を軽視して利回りだけで判断する
まとめ:判断軸は「取引態様の確認」と「出口」

ホームサポート21(株式会社ジョイコンサルティング)は、東京23区や横浜・川崎を中心に、低価格帯の中古ワンルームマンション仲介を専門とする新宿区の会社です。明確な選定基準や実質利回りの開示は評価できる一方、購入者本人の口コミの少なさや、サイトの一部情報の更新頻度については、購入者自身が確認すべき論点が残ります。
判断軸は常に同じです。今その物件の数字がどうなっているか、出口でいくらつくか。ホームサポート21であれ何であれ、物件ごとに取引態様・実質利回り・売却相場を確認することが先決です。
ホームサポート21の物件を紹介されたら、まず「この物件の取引態様(仲介か売主か)」「実質利回りは何%か」を担当者に聞いてみてください。 自分の物件の状態を冷静に評価したいなら、まずは無料の割高診断で、相場に対して割高でないかを確認してみてください。
※本記事は公開情報および第三者の情報サイトをもとに、情報提供を目的として作成しています。特定の物件・会社の購入や売却を勧誘・推奨するものではなく、また誹謗中傷を意図するものでもありません。記載内容は執筆時点の情報に基づくものであり、最新かつ正確な情報は必ず公式サイト等でご確認ください。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
