「イチワプロパティを紹介されたけれど、実際の評判はどうなんだろう」。東京都文京区湯島に本社を置き、都心の中古ワンルーム・区分マンションを対象に買取から管理・リノベーション・再販までを自社で一貫して手がける株式会社イチワプロパティについて、こうした相談を受けることがあります。
この記事では公開情報をもとに、次の点を整理します。
- 株式会社イチワプロパティとはどんな会社か(会社概要・事業内容・販売立場)
- 中古ワンルーム・区分マンションの買取再販モデルの特徴
- 現時点で確認できる口コミ・評判の傾向
- 購入前に確認しておきたいポイント
【2026-11-04 更新】 社名変更・合併・グループ化・廃業・免許失効の有無を公式サイトの会社概要(https://ichiwaproperty.co.jp/#about)および国土交通省の宅地建物取引業者検索システムで確認しましたが、変更はありませんでした。出典に会社概要ページの直接URLと、口コミの参照元サイトのURLを追加しました。
会社概要:株式会社イチワプロパティはどんな会社か

株式会社イチワプロパティは2012年1月27日設立、資本金990万円、東京都文京区湯島3-13-8 湯島不二ビル801号室に本社を置く不動産会社です。代表取締役は城谷祐補氏。公式サイトの会社概要(2026-11-04確認)に基づく内容で、読者自身も国土交通省の「宅地建物取引業者検索」で免許番号から実在・行政処分歴の有無を無料で確認できます。本記事執筆時点では、同社に関する行政処分や訴訟の公表情報は確認されていません。
良い点・注意点を先に整理すると、第三者の口コミでは担当者の対応の丁寧さや売却時の価格への評価が多く見られる一方、築古物件特有の融資条件やリノベーション費用については確認を促す声があります。買取再販という販売立場も踏まえ、価格構成と収支・出口まで自分で確認する姿勢が重要です(詳細は後述)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商号 | 株式会社イチワプロパティ |
| 所在地 | 東京都文京区湯島3-13-8 湯島不二ビル801号室 |
| 設立 | 2012年1月27日 |
| 資本金 | 990万円 |
| 代表者 | 代表取締役 城谷祐補 |
| 宅建業免許 | 東京都(3)第95052号 |
| 賃貸住宅管理業 | 国土交通大臣(2)第000177号 |
| インボイス登録番号 | T8-0100-0114-4804 |
| 事業内容 | 不動産売買仲介、不動産管理賃貸、損害保険代理店業務、住宅リフォーム、不動産投資、海外投資家向け事業 |
| 加盟団体 | 公益社団法人全日本不動産協会、公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会、公益社団法人不動産保証協会 |
販売立場について:株式会社イチワプロパティは新築の自社ブランドを開発・分譲する会社ではなく、都心の築25〜35年クラスの中古ワンルーム・区分マンションを仕入れ、リノベーションを施した上で再販する「買取再販」が事業の中心です。買取再販の場合、物件の売主は基本的に同社自身になります。仲介を行う場合は媒介という立場になるため、検討している物件がどちらの取引形態かは重要事項説明で必ず確認してください。
事業モデル:買取から管理・リノベーション・再販までの一貫体制

公式サイトでは、不動産売買仲介、不動産管理賃貸、損害保険代理店業務、住宅リフォーム、不動産投資、海外投資家向け事業が事業内容として紹介されています。これらを組み合わせ、都心の中古住戸を「購入(買取)→管理→リノベーション→買取(再販)」という一連の流れで自社グループ内で手がける体制が特徴とされています。
- 仕入れ:都心の築25〜35年クラスの中古ワンルーム・区分マンションを対象
- 管理:賃貸住宅管理業の登録を保有し、所有期間中の賃貸管理に対応
- リノベーション:住宅リフォーム事業として自社でリノベーションを実施
- 再販:改修後の物件を買取再販の形で市場に戻す
新築の自社ブランド開発を行う会社とは事業モデルが異なり、既存ストックの改修・再流通を担う立ち位置といえます。
実際の口コミ:良い声と注意を促す声

良い評価の声
(出典の欄の口コミサイトにもとづく、当サイトの要約)
- かなり誠実な対応をしてくれる業者だと感じたという声
- 物件売却時に期待を上回る価格で売却できたという声
- 問い合わせへの返信が早く、ファイナンシャルプランニングの助言も丁寧という声
- 物件のメリットとリスクの両方を分かりやすく説明してくれるという声
- 顧客ごとの目標に合わせた投資戦略を提案し、一律の提案をしないという評価
低い評価の声
(出典の欄の口コミサイトにもとづく、当サイトの要約)
- 築古物件は融資が付きにくく、頭金を多く求められたり金利が高くなったりする場合があるという指摘
- リノベーションは自社で対応するが、購入価格以外に追加のリノベーション費用がかかる点への注意
- 新耐震基準を満たす物件のみを扱うとされるが、老朽化のリスク自体は残るという指摘
- この会社から購入すること自体が投資の成功を保証するものではなく、相場や賃料の独立した確認が必要という指摘
良い評価と注意点の両方が併存しているという点を踏まえ、担当者の説明だけでなく自分でも条件を確認する姿勢が大切です。
懸念点:築古物件特有のリスク

第三者の評判サイトでは、築古物件は融資が付きにくく、頭金を多く求められたり金利が高くなったりする場合があるという指摘があります。同社は1981年の新耐震基準を満たす物件を扱うとされますが、それでも老朽化のリスク自体がなくなるわけではありません。修繕履歴・管理状況・融資条件は契約前に書面で必ず確認してください。
リノベーションによって室内の見た目は改善されても、建物全体の構造・配管・共用部の老朽化は別の論点です。管理組合の議事録や長期修繕計画の有無も確認しておくと安心です。
買取再販という販売立場の構造

投資用マンションは、営業している会社と物件を建てた会社(分譲主)が別であることが珍しくありません。イチワプロパティの場合は新築分譲ではなく、中古の買取再販が事業の中心であるため、物件の売主は基本的に同社自身になります。この構造を踏まえると次の点が確認のポイントになります。
- リノベーション済みの価格に、仕入れ値・改修費・利益がどう反映されているか
- 購入後の賃貸管理も同社が担う場合、管理費用の内訳は適正か
- 再販後のアフター対応・保証の範囲はどこまでか
買取再販自体は不動産業界で一般的な事業形態であり、それ自体が問題というわけではありませんが、価格の構成要素と管理体制を自分でも確認することが大切です。
一次情報での信頼性チェック

口コミの印象だけに頼らず、公的な登録情報を自分で確認しておくと安心です。公式サイトの会社概要によると、株式会社イチワプロパティは宅地建物取引業免許(東京都(3)第95052号)、賃貸住宅管理業(国土交通大臣(2)第000177号)の登録を保有し、公益社団法人全日本不動産協会・首都圏不動産公正取引協議会・不動産保証協会に加盟しています(2026-11-04確認)。国土交通省の「宅地建物取引業者検索システム」で番号から実在・行政処分歴の有無を無料で確認できます。本記事執筆時点のWeb情報では、同社に関する行政処分の公表は確認されていません。
数字で見る:表面利回りと実質利回りの差
提案資料で示される「表面利回り」は、管理費・修繕積立金・手数料・ローン金利を引く前の数字です。実際に手元に残るかどうかを決めるのは実質利回りとローン収支です。買取再販物件はリノベーション費用が価格に含まれているため、表面利回りの見え方と実質の手残りにさらに差が出やすい点に注意が必要です。
| 項目 | 表面ベース | 実質ベース |
|---|---|---|
| 家賃収入 | 満額で計算 | 空室・滞納を考慮 |
| 価格構成 | 販売価格のみ | 仕入れ値+改修費+利益を分解して確認 |
| ローン | 含まない | 元利返済を差し引く、築古は条件要確認 |
| 結論 | 高く見える | 手残りで判断 |
10年後の出口:売却シナリオで判断する

投資用マンションで見落とされやすいのが出口(売却)です。保有中のキャッシュフローが安定していても、売却時に大きく値下がりすれば、トータルでは損失になる可能性があります。都心の中古ワンルームは賃貸需要・売却時の流動性の面で一定のプラス要素になり得ますが、築年数が進むほど融資条件が厳しくなり、次の買主が見つかりにくくなる可能性もあります。購入前に「10年後、さらに築年数が進んだ状態でいくらで売れそうか」をシミュレーションしておくことが判断の決め手になります。
現時点で当サイトの診断データは限られるため、購入前に個別に割高診断で確認することをおすすめします。
向いている人・向いていない人

- 買取再販の価格構成(仕入れ値・改修費・利益)を確認できる
- 築古物件の融資条件を事前に金融機関へ相談できる
- リノベーション済みの管理状況・修繕履歴を資料で確認する意思がある
- 実質利回り・出口まで含めて判断したい
- 新築の自社ブランド開発だと思い込んで検討したい
- 「新耐震基準対応」だけで老朽化リスクを無視したい
- 担当者の説明を鵜呑みにして比較を省きたい
- 価格以外の追加リノベーション費用を想定していない
購入前セルフ診断チェックリスト

提案を受けたら、契約前に次の項目を自分で確認してください。
- 検討している物件の実質利回り(経費・ローン控除後)を数字で把握したか
- 買取再販価格の構成(仕入れ値・改修費・利益)を担当者に確認したか
- 築年数に応じた融資条件(頭金・金利)を金融機関にも確認したか
- 管理状況・修繕履歴・長期修繕計画を資料で確認したか
- 10年後に売却した場合の想定価格をシミュレーションしたか
チェックが付かない項目があるうちは、契約を急ぐべきではありません。
まとめ:判断軸は「価格構成」と「収支・出口」

株式会社イチワプロパティは、東京都文京区を拠点に都心の中古ワンルーム・区分マンションの買取・管理・リノベーション・再販を一貫して手がける会社です。売却時の価格やファイナンシャルプランニングの助言については評価する声がある一方、築古物件ゆえの融資条件やリノベーション費用については確認を促す声があり、両方の情報を踏まえて判断することが大切です。
イチワプロパティの物件を紹介されたら、まずリノベーション済み価格の構成(仕入れ値・改修費・利益)を担当者に聞いてみてください。 不動産投資は医療と同じで、担当者の説明だけで契約を決めてはいけません。 まずは無料の割高診断で、その物件が相場に対して割高でないかを客観的に確認してみてください。
※本記事は公開情報および第三者の口コミサイトをもとに、情報提供を目的として作成しています。特定の物件・会社の購入や売却を勧誘・推奨するものではなく、また誹謗中傷を意図するものでもありません。記載内容は執筆時点の情報に基づくものであり、最新かつ正確な情報は必ず公式サイト等でご確認ください。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
