「日興レジデンシャルから物件を紹介されたけれど、実際どうなんだろう」。東京都渋谷区神宮前に本社を構え、中古ワンルームマンションの仲介やリノベーション開発分譲を手がける株式会社日興レジデンシャルについて、こうした相談が寄せられています。2010年設立、東京都心・駅徒歩5分圏内の中古ワンルームに特化した提案を行っている会社です。
ここで一つ大事なことをお伝えします。不動産投資は「会社の評判」だけでなく、「その物件の数字が今どうなっているか」で判断すべきです。 この記事では公開情報と第三者の口コミをもとに、次の点を整理します。
- 株式会社日興レジデンシャルとはどんな会社か(会社概要・販売立場)
- 扱っている物件はどんな特徴か
- 実際の口コミ・評判の中身(良い声・悪い声の両方)
- 宅建士が整理する「強み」と「懸念点」
【2026-10-23 更新】 東京都の宅建業者免許情報を確認し、免許番号の更新回数(東京都知事(3)→(4)第93308号、有効期間2026年8月27日〜2031年8月26日)を反映しました。出典URLも各項目に追加しています。
会社概要:株式会社日興レジデンシャルはどんな会社か

株式会社日興レジデンシャルは2010年6月設立、代表者は山戸秀行氏です。マンションの開発分譲、不動産の仲介、不動産賃貸管理、不動産コンサルティング、内装工事業、損害保険代理、リノベーション開発事業、民泊事業など、複数の領域を手がけています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商号 | 株式会社日興レジデンシャル |
| 所在地 | 東京都渋谷区神宮前6-19-16 越一ビル501 |
| 設立 | 2010年6月 |
| 代表者 | 山戸秀行 |
| 免許番号 | 東京都知事(4)第93308号(有効期間:2026年8月27日〜2031年8月26日) |
| 事業内容 | マンションの開発分譲、不動産の仲介、不動産賃貸管理、不動産コンサルティング、内装工事業、損害保険の代理、リノベーション開発事業、民泊事業 |
免許番号は東京都「宅地建物取引業者免許情報提供サービス」で更新回数が(4)に進んでいることを2026年10月23日に確認しました(出典)。行政処分等により免許が取り消された記録ではなく、通常の更新です。
販売立場(重要):公式サイトの事業内容には「マンションの開発分譲」と「不動産の売買仲介」の両方が明記されており、同社は自社でのリノベーション開発分譲と、中古ワンルームマンションの仲介の両方を行うハイブリッド型の会社とみられます。第三者情報では「東京都心・駅徒歩5分・中古ワンルーム」という特定ニッチに特化し、中古物件の仲介を主軸としているとの記述もあります。案件によって同社が売主(分譲主)になる場合と、仲介・代理にとどまる場合の両方があり得るため、契約前に重要事項説明書で「売主は誰か」を必ず確認することをおすすめします。
扱う物件の特徴:都心・駅近の中古ワンルームに特化

株式会社日興レジデンシャルは、東京都心・最寄り駅から徒歩5分以内の中古ワンルームマンションを独自基準で厳選して取り扱っているとされています。
- 展開エリア:東京都心部が中心。駅からの近さを重視した物件選定を行っているとされます。
- 物件のタイプ:中古ワンルームマンションが中心。リノベーションを施した再生物件も扱っています。
- 入居率:99%以上という水準が案内されているとの情報があります。
- 民泊事業:投資用物件の運用手段の一つとして、民泊運営のサポートも手がけているとされています。
供給実績の総数や物件単価の帯といった客観的な数値は公開情報が限られており、この記事では確認できた範囲の情報にとどめています。
実際の口コミ・評判:良い声と悪い声の両方

評価が割れる会社だからこそ、両方の声をフラットに見ることが大切です。以下は確認できた口コミ・ブログ記事上の声の要約です(全文転載ではなく要約)。
良い評価の声
(出典の欄の口コミサイトにもとづく、当サイトの要約)
- 営業担当者の知識量が豊富で、質問に的確かつわかりやすく答えてくれたという声がある。
- 要望を上回る好物件を提案してくれた、購入後の運用サポートも手厚かったという声がある。
- 入居率が高く、安定した収益が得られているという声がある。
低い評価の声
(出典の欄の口コミサイトにもとづく、当サイトの要約)
- 以前は営業電話がしつこいという不満があったが、現在は紹介営業中心に転換し電話営業を実施していないと明記されているとの情報がある。
- 掲示板では、正式な会社名や勧誘目的を最初に明かさない勧誘方法について、特定商取引法に沿った説明がなされていないのではないかとの指摘も見られる。
第三者サイトの評価

複数の不動産投資関連ブログで日興レジデンシャルが取り上げられており、営業担当者の対応力や物件の質については総じて評価が高い傾向にあります。一方で、掲示板などでは過去の勧誘方法(電話営業・名乗り方)に関する指摘が見られ、「物件・対応の評価は高いが、勧誘方法には改善の余地があった」というのが第三者評価のおおまかな傾向と言えます。
行政処分・訴訟等については、確認した範囲では株式会社日興レジデンシャル(渋谷区、2010年設立)に対する行政処分の公表情報は見当たりませんでした。
宅建士が整理する強み:都心駅近特化とアフターサポート

株式会社日興レジデンシャルの強みは、東京都心・駅徒歩5分以内という立地条件に特化した物件選定にあります。賃貸需要が読みやすいエリアに絞り込むことで、入居率の安定につながりやすい構造です。
また、口コミでは営業担当者の知識量や購入後のアフターフォローを評価する声が複数見られ、投資初心者にとって相談しやすい窓口として一定の利点があると考えられます。リノベーション開発や民泊運営など、物件の再生・運用まで一気通貫で対応できる体制も特徴のひとつです。
懸念点①:過去の勧誘方法に関する指摘

掲示板などでは、過去に正式な会社名や勧誘目的を最初に明かさない電話勧誘が行われていたという指摘があります。「税金対策」「年金対策」といった話題のみで、投資用マンションであることを最初に伝えないケースは、宅地建物取引業法や特定商取引法の観点で問題となり得ます。現在は紹介営業中心に転換し電話営業を廃止しているとの情報もありますが、勧誘を受ける際は担当者の氏名・所属会社・目的を最初に確認する姿勢を持っておくと安心です。
懸念点②:案件ごとに異なる販売立場

同社は開発分譲と仲介の両方を手がけるハイブリッド型のため、物件によって売主(分譲主)が同社になるか、他社の物件を仲介・代理するかが変わる可能性があります。売主の立場によって、価格交渉の余地や保証内容、アフターサービスの範囲が変わることもあるため、重要事項説明書で売主・取引形態(売買当事者・代理・媒介のいずれか)を必ず確認することが欠かせません。
数字で見る:表面利回りと実質利回りの差

提案時に示される「表面利回り」は、管理費・修繕積立金・ローン金利を引く前の数字です。実際に手元に残るかを決めるのは実質利回りとローン収支。中古ワンルームは新築に比べて価格が抑えられる分、表面利回りが高く見えやすい一方、築年数に応じた修繕費の増加や設備の老朽化リスクも考慮する必要があります。
| 項目 | 表面ベース | 実質ベース |
|---|---|---|
| 家賃収入 | 満額で計算 | 空室・滞納を考慮 |
| 経費 | 含まない | 管理費・修繕積立金・仲介手数料 |
| ローン | 含まない | 元利返済を差し引く |
| 結論 | 高く見える | 手残りで判断 |
10年後の出口:売却シナリオで判断する

中古ワンルームで見落とされやすいのが出口(売却)と担保評価です。購入時点ですでに築年数が経過している分、10年後にはさらに資産価値が下落している可能性があり、ローン残債と売却可能額の差を事前に把握しておくことが重要になります。東京都心・駅近5分以内という同社の選定基準は、賃貸需要・売却時の買い手の付きやすさの両面でプラスに働きやすい要素です。
だからこそ、購入前に「10年後にいくらで売れそうか」「ローン残債と売却可能額の差はどれくらいか」をシミュレーションしておくことが、判断の決め手になります。
向いている人・向いていない人

向いている人
- 東京都心・駅近5分以内の中古ワンルームを検討している
- 新築より初期費用を抑えた物件を探している
- 担当者に相談しながらリノベーション再生物件も検討したい
- 契約前に重要事項説明書を自分で確認できる
向いていない人
- 会社名や目的を明かさない勧誘に警戒しない
- 売主が誰かを確認せず契約を進めたい
- 築年数に応じた修繕コストを軽視して利回りの数字だけで判断する
- 出口(売却・担保評価)を検討せずに購入を決めたい
まとめ:日興レジデンシャルの評判への結論と、確認すべき2点

株式会社日興レジデンシャルは、東京都心・駅近5分以内の中古ワンルームに特化し、営業担当者の対応力を評価する声がある会社です。一方で、過去の勧誘方法に関する指摘や、案件ごとに異なる売主の立場については、購入者自身が確認すべき論点が残ります。
判断軸は常に同じです。今その物件の数字がどうなっているか、出口でいくらつくか。日興レジデンシャルであれ何であれ、物件ごとに売主・実質利回り・売却相場を確認することが先決です。
日興レジデンシャルの物件を勧められたら、まず「この物件の売主は誰か」「取引形態は売買・代理・媒介のどれか」を担当者に聞いてみてください。 自分の物件の状態を冷静に評価したいなら、まずは無料の割高診断で、相場に対して割高でないかを確認してみてください。
※本記事は公開情報および第三者の口コミサイトをもとに、情報提供を目的として作成しています。特定の物件・会社の購入や売却を勧誘・推奨するものではなく、また誹謗中傷を意図するものでもありません。記載内容は執筆時点の情報に基づくものであり、最新かつ正確な情報は必ず公式サイト等でご確認ください。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
