株式会社PIM(ヴォーガコルテ)から、提案や連絡が来ていますか。 いまの状況に近いところから読んでください。

先に結論です。

  • この会社のものと確かめられる口コミは、当サイトが探した4つの場所には見つかりませんでした。 Googleマップは、商号と本社の住所で検索しましたが、出てきたのは入居しているビルで、会社の場所としては出てきませんでした。電話帳ナビは、別の会社とみられる名義が混ざり、同社の番号を特定できませんでした。不動産投資のミカタは掲載なし、国土交通省のネガティブ情報等検索サイトは0件です(どれも2026年10月8日に確認)。見つからないことは、良い評判の証拠でも、悪い評判の証拠でもありません。
  • 投資用マンションの開発・販売から、賃貸管理・建物管理までを手がける、東京都渋谷区の会社です。 公式サイトの会社概要と事業紹介に書かれている内容です(2026年10月8日に確認)。自社物件のシリーズの名前は「ヴォーガコルテ」です。
  • 買うかどうかは、会社の評判やブランドの名前ではなく、提案された1戸の数字で決まります。 評判の良い会社から高く買うこともあれば、その逆もあります。

【2026-10-08 更新】 記事の構成を、読む方の状況(電話が来ている・提案書を受け取った・契約した)で分ける形に書き直しました。電話帳ナビ・不動産投資のミカタ・国土交通省ネガティブ情報等検索サイトの掲載の有無と、公式サイトの会社概要・組織情報・事業紹介・賃貸経営サポート・販売実績・グループ会社のページを、2026年10月8日に確認しています。出どころを当サイトで確かめられなかった記述(入居率・管理戸数・累計の棟数など)を外しました。

【2026-10-02 更新】 一次情報を再確認し、社名変更・合併/グループ化・廃業・宅建業免許の失効は無いことを確認しました(商号は2013年4月に「プロパティー・インベストメント・マネージャーズ株式会社」から現商号「株式会社PIM」へ変更済み・それ以降の変更なし)。出典のうちブランド実績ページ・グループ会社ページが公式サイトの構成変更で移転(旧URLは404)していたため、現在有効なURLに差し替えました。

【2026-09-10 更新】 会社概要を一次情報(PIM公式サイトの会社概要)で再確認し、賃貸住宅管理業・マンション管理業の登録番号と、ヴォーガコルテのブランド開始年(2006年)を追記しました。出典欄に公式の会社概要・ブランドページのURLを追加しています。なお確認時点で、社名変更・合併・廃業・宅建業免許の失効は認められませんでした。

いま電話が来ている方へ:断り方と、不動産会社が守る決まり

不動産会社から営業の電話が来ているなら、会社がどこであっても、断り方と、会社の側が守る決まりは同じです。先に、この会社について当サイトが探した結果をお伝えします。

この会社について、当サイトが探した先と結果

探した先探し方結果(2026年10月8日に確認)
Googleマップ「株式会社PIM」に本社の住所を付けて検索出てきたのは入居しているビルで、会社の場所としては出てきませんでした(口コミは確かめられていません)
電話帳ナビ(電話番号の口コミサイト)「株式会社PIM」で検索番号は出てきますが、「PIM」は英字3字の名前で、「PIM」「PIMコーポレーション」など、別の会社とみられる名義が混ざります。どれが同社の番号かを確かめられなかったため、件数や口コミの数を、同社のものとして書いていません
同上「ヴォーガコルテ」で検索0件
不動産投資のミカタ(不動産投資会社の口コミサイト)会社検索に「PIM」を入力同社の掲載なし
国土交通省 ネガティブ情報等検索サイト(宅地建物取引業者)事業者名「PIM」で検索0件

読むときの注意が3つあります。

  • 載っていないことは、良い評判の証拠でも、悪い評判の証拠でもありません。 分かったのは「この表の場所を、この語で探した結果」までです。
  • この表に無いサイトや掲示板、別の表記での掲載は、当サイトでは確かめていません。
  • 国土交通省のサイトに載るのは、直近の一定期間の行政処分です。 0件は「このサイトに、この表記では載っていない」という意味で、「処分が一度も無い」ことの証明ではありません。

電話帳ナビでは、この会社の番号と確かめられる口コミを、当サイトは特定できていません。ここから下の断り方は、この会社に限らず、不動産会社から営業の電話が来ている方に向けた話です。

断るときは、この3つを伝えます

  1. 「契約するつもりはありません。」
  2. 「今後、電話は不要です。」
  3. 「会社名と、お名前をもう一度教えてください。」

3つ目は、記録を残すためです。宅地建物取引業法とその施行規則は、不動産会社に対して、勧誘の前に会社名・担当者名・勧誘が目的であることを告げること、そして断った相手への勧誘を続けないことを求めています。はっきり断ったあとも電話が続く場合は、日時と番号を控えたうえで、その会社に免許を出している行政庁の相談窓口に伝えることができます。免許を出しているのが国土交通大臣か都道府県知事かは、会社概要の免許番号で分かります(PIMは、公式サイトの会社概要によると東京都知事免許です)。

逆に、話を聞いて「悪くないかも」と思ったときこそ、注意が要ります。自分で探して選んだ物件ではなく、相手が選んで持ってきた1戸だからです。その場では決めず、提案書を持ち帰ってください。

提案書を受け取った方へ:確かめる3つの数字

会社の評判をいくら調べても、最後に残るのは「その1戸を、その価格で買ってよいか」です。PIMの公式サイトには、自社で開発した新築マンションと、仕入れた中古マンションの両方を販売していると書かれています(組織情報のページ・2026年10月8日に確認)。一般に、投資用の不動産は会社を問わず、価格に広告費や販売の経費が乗りやすくなります。どの会社の提案でも、割高な物件は買ってはいけません。提案書が手元にあるなら、次の3つを確かめてください。

① その価格は、相場と比べて高くないか

同じ駅・同じくらいの築年数と広さの部屋が、いくらで売りに出ているかを見ます。新築の場合は比べる相手が少ないので、近くの築浅の中古と比べます。差が大きいときは、その差の理由を担当者に聞いてください。あわせて、その物件の売主がどの会社かも確かめます。

② 「月々の収支」に入っていない費用はないか

提案書の「月々◯円のプラス(またはマイナス)」に、次の費用が入っているかを見ます。

  • 固定資産税・都市計画税(年に1回)
  • 修繕積立金の値上げ(分譲時は低く設定され、上がっていくのが一般的です)
  • 入居者が替わるときの原状回復や設備の交換
  • サブリース(借上げ)の契約がある場合は、賃料が見直されたときの差額

入っていない費用を足すと、月々の収支は提案書より悪くなります。あわせて、家賃が新築時の金額(中古なら、いまの金額)のまま最後まで続く計算になっていないかも見てください。家賃が下がったときに収支がどうなるかを、担当者に出してもらいます。

PIMの公式サイトの「賃貸経営サポート」のページには、「マスターリース契約」の案内があります。注記には、空室の保証ではないこと、修理・交換の費用の保証には上限があること、マスターリース契約は賃貸借契約なので借地借家法の第28条(更新拒絶等の要件)と第32条(借賃増減請求権)などの適用を受けることが書かれています(2026年10月8日に確認)。この契約を勧められた場合は、何が保証され、何が保証されないのかを、契約書の字で確かめてください。

提案書の「利回り」も、どの数字かを確かめます。

表面利回りと実質利回りの差を示す収支イメージ
表面利回りと実質利回りの差を示す収支イメージ

物件提案で示される「表面利回り」は、管理費・修繕積立金・固定資産税・ローン金利を引く前の数字です。実際に手元に残るかを決めるのは実質利回りとローン収支です。フルローンで購入すると、毎月の収支がマイナス(手出し)になることがあります。

項目表面ベース実質ベース
家賃収入満額で計算空室・滞納を考慮
経費含まない管理費・修繕積立金・手数料
ローン含まない元利返済を差し引く
結論高く見える手残りで判断

③ 売るときに、ローンを返していくら残るか

10年後に売ると仮定して、「売れそうな価格 − 残っているローン − 売るときの費用」を計算します。ここがマイナスなら、売るときに手元のお金を足すことになります。

むずかしいのは、「売れそうな価格」をいくらと置くかです。置き方しだいで、答えは大きく変わります。提案書に売却の試算が無ければ、まず販売会社に作ってもらってください。そのうえで、その置き方が妥当かを、別の目でも確かめます。

もう契約した方へ:いまから確かめられること

契約したあとでも、確かめられることはあります。

  • 売主と、管理を担う会社。 売主がどの会社か、購入後の賃貸管理をどの会社に、どんな条件で任せているかを、契約書と重要事項説明書で確認します。
  • サブリース(借上げ)の契約がある場合は、その条件。 賃料がいつ・どんな条件で見直されるか、オーナー側から解約できるか、解約のときに費用がかかるかを見ます。
  • いま売ったら、ローンを返していくら残るか。 「売れそうな価格 − 残っているローン − 売るときの費用」です。持ち続けるか、売るかを決める材料になります。
  • 毎月の収支に、これから増える費用。 修繕積立金の値上げの予定は、長期修繕計画で分かります。固定資産税を月々の収支に入れていなかった方は、年額を12で割って足してみてください。

すぐに売る・売らないを決める必要はありません。数字を並べてから決めれば足ります。

動画で見る:新築ワンルーム投資は本当にダメなのか?営業の殺し文句4つと「実はアリ」になる4条件(一般の解説。この記事の会社についての話ではありません)

会社概要:PIMはどんな会社か

株式会社PIMは、2001年9月4日に設立された、東京都渋谷区渋谷に本社のある会社です。公式サイトの会社概要に書かれている内容は、次のとおりです。

項目内容
商号株式会社PIM
所在地東京都渋谷区渋谷1-2-5 MFPR渋谷ビル 4階
設立2001年9月4日
資本金3,750万円
役員代表取締役会長 眞島浩一/代表取締役社長 天野克哉
免許宅地建物取引業 東京都知事(5)第80124号/賃貸住宅管理業 国土交通大臣(1)第004171号/マンション管理業 国土交通大臣(1)第034723号
加盟団体公益社団法人全日本不動産協会、公益社団法人不動産保証協会、公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会、一般社団法人リノベーション協議会
グループ企業アーバネスト株式会社、株式会社フロンティアエージェント、オーキット株式会社、株式会社PIMパートナーズ

<small>※公式サイトの会社概要のページの記載を、2026年10月8日に確認。このページには、従業員数の記載が見当たりません。</small>

同じページの沿革には、次のことが書かれています。

  • 2001年9月: 東京都世田谷区に設立
  • 2006年3月: 自社物件ヴォーガコルテマンションシリーズの第1弾を発表
  • 2013年4月: プロパティー・インベストメント・マネージャーズ株式会社から、株式会社PIMに社名変更
  • 2016年3月: 自社物件ヴォーガコルテマンションシリーズ50棟達成
  • 2021年4月: リノベーション事業本部を新設
  • 2024年1月: 建物管理事業本部を新設

免許番号は、国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」で、ご自身でも確かめられます。行政処分の掲載の有無は「ネガティブ情報等検索サイト」で確かめられます(事業者名は全角で入れます。載っているのは直近の一定期間の処分です)。

ヴォーガコルテ:物件ブランドについて

「ヴォーガコルテ」は、公式サイトの会社概要の沿革に「自社物件ヴォーガコルテマンションシリーズ」として出てくる名前です。沿革には、2006年3月に第1弾を発表し、2016年3月に50棟を達成したと書かれています(2026年10月8日に確認)。その後の棟数は、当サイトが開いたページには見当たりません。

販売実績のページには、入居者のつきやすさを考えて、都内、特に都心部を中心に物件を開発・販売している、という趣旨の文があります。ブランドごとの決まり(駅から何分以内か、1棟あたりの戸数、設備)や、入居率・管理戸数の数字は、当サイトが開いた公式サイトのページ(トップページ・会社概要・事業紹介・組織情報・賃貸経営サポート・販売実績・グループ会社など)の文章には、記載が見当たりません(2026年10月8日に確認。画像の中の字と、販売実績の一覧の中身は読んでいません)。提案を受けたら、その1戸について、駅からの距離・広さ・総戸数・築年数を、物件の資料で確かめてください。

公式サイトに書かれている事業と拠点

公式サイトに書かれているのは、次の内容です(2026年10月8日に確認)。

  • ワンストップサービス: 仕入れ・開発(開発事業本部)、販売(営業本部)、賃貸管理(リーシング事業本部)、建物管理(建物管理事業本部)の4つ(事業紹介)
  • 販売する物件: 自社で開発した新築マンションと、仕入れた中古マンション(組織情報)
  • リノベーション事業: 東京都心5区を中心に、60㎡〜180㎡の物件の仕入れ・リフォーム・販売(事業紹介)
  • 賃貸経営サポート: 「マスターリース契約」と、オーナー向けのアプリ(賃貸経営サポート)
  • 拠点: 会社概要に載っているのは、渋谷の本社です
  • グループ企業: 4社(グループ会社)

ここに書いたのは、公式サイトに書かれていることまでです。開発から管理まで同じ会社が手がけていることと、提案された1戸が良い買い物かどうかは別の話です。同じ会社からの提案でも、自社で開発した新築か、仕入れた中古かで、確かめる所が変わります。提案を受けたら、その1戸がどちらに当たるのかを、担当者に聞いてください。

検討に向いている進め方・向いていない進め方

会社の評判だけでは、提案された1戸の向き不向きは言えません。言えるのは、検討のしかたについてです。

向いている進め方

  • 提案書の数字を、自分で、または専門家に依頼して確かめる
  • その1戸の売主がどの会社か、新築か中古かを、契約の前に確かめる
  • その場で決めず、提案書を持ち帰って比べる

向いていない進め方

  • 担当者の印象や、ブランド・グループの名前で決めてしまう
  • 月々の収支だけを見て、売るときにいくら残るかを計算しない

まとめ:判断軸は「収支」と「出口」

Googleマップには、会社の場所として出てきませんでした(2026年10月8日に確認)。不動産投資のミカタと国土交通省ネガティブ情報等検索サイトには、PIMの掲載はありませんでした。電話帳ナビは、別の会社とみられる名義が混ざり、同社の番号を特定できませんでした(どれも2026年10月8日に確認)。公式サイトで確かめられたのは、2001年9月設立、東京都知事免許、渋谷に本社があること、自社で開発した新築マンションと仕入れた中古マンションを販売していること、賃貸管理と建物管理も手がけていること、自社物件のシリーズの名前が「ヴォーガコルテ」であることです。

評判だけで決められない以上、判断軸は数字になります。今日買って実質キャッシュフローはどうなるか、10年後に誰にいくらで売れるか。この二軸を数字で確認できて初めて、購入の可否が判断できます。

提案を受けたら、まず「この物件の売主はどこか」「10年後にいくらで売れるか」を担当者に聞いてみてください。あわせて、試算表に固定資産税が入っているか、家賃が下がっても収支が回るかを確認します。

迷ったら、提案書を持って、数字を読める人にもう一人、意見を聞いてみてください。

面談で確かめられること

提案書(または契約書)が手元にある方は、無料の個別面談で、その1戸の数字を一緒に確かめられます。

  • 見るのは、こうのすけです。 宅地建物取引士で、不動産会社に15年在籍していました。結論が「この物件は見送ったほうがいい」になることもあります。
  • 進め方。 いまの状況をうかがい、提案書の数字を表に入れ、売るときにいくら残るかを見ます。オンライン(Zoom)で40分です。
  • 手元に残るもの。 あなたの物件の出口シミュレーション(Excelで作り、PDFでお渡しします)。

PIMの提案書を、40分で一緒に見る(無料・オンライン)→

まだ提案書が無い方は、無料の割高診断で、物件の価格と家賃から確かめられます。


※本記事は、公開情報(会社の公式サイト、国土交通省の検索サイト、Googleマップと口コミサイトの掲載の有無)をもとに、情報提供を目的として作成しています。特定の物件・会社の購入や売却を勧誘・推奨するものではなく、また誹謗中傷を意図するものでもありません。記載内容は執筆時点の情報に基づくものであり、最新かつ正確な情報は必ず公式サイト等でご確認ください。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。