「R-JAPANを紹介されたけれど、実際どうなんだろう」。大阪市北区中崎西を拠点に、収益物件の売買コンサルティングと賃貸管理を手がける株式会社R-JAPANについて、こうした相談が寄せられます。2008年設立で、大阪を主戦場に沖縄事業部や福祉不動産事業なども展開する総合不動産会社です。
不動産投資は「会社の評判」だけでなく、「その物件の数字が今どうなっているか」で判断すべきです。この記事では公開情報と第三者の情報をもとに、次の点を整理します。
- 株式会社R-JAPANとはどんな会社か(会社概要・販売立場)
- 扱っている物件はどんな特徴か
- 実際の評判・口コミの中身
- 強みと懸念点の整理
【2026-10-24 更新】 公式サイトで社名変更・合併・廃業・免許失効の有無を確認しましたが、該当する変更はありませんでした。出典のURLを各項目に追加し、公式サイト「数字で見るR-JAPAN」の売上高成長率データと健美家の取扱件数の内訳を本文に追記しました。
会社概要:株式会社R-JAPANはどんな会社か

株式会社R-JAPANは2008年12月2日設立、資本金1,000万円、代表取締役は谷和之氏です。大阪市北区中崎西のARCA梅田ビルに本社を構え、収益物件の売買コンサルティングを中心に、賃貸管理・沖縄事業(仲介・買取再販・リゾート物件)・海外流通・福祉不動産・空き家管理・相続サポートまで複数の事業を展開する総合不動産会社です。公式サイトの「数字で見るR-JAPAN」(2026年2月時点データ)によれば、従業員数は約55名(役員除く、アルバイト含む)、売上高成長率は52.4%(2024年6月期→2025年6月期の比較)とされています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商号 | 株式会社R-JAPAN |
| 所在地 | 〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西4-3-32 ARCA梅田ビル3F |
| 設立 | 2008年12月2日 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 代表者 | 代表取締役 谷和之 |
| 宅建業免許 | 国土交通大臣(2)第9251号 |
| 賃貸住宅管理業者登録 | 国土交通大臣(01)第006019号 |
| 事業内容 | 収益物件の売買コンサルティング、賃貸管理、沖縄事業(仲介・買取再販・リゾート物件)、海外流通、福祉不動産、空き家管理、相続サポート |
| 従業員数 | 約55名(公式・2026年2月時点データ、2026年10月24日確認) |
免許が「大臣免許」である点は、大阪府だけでなく沖縄など複数の都道府県に事務所を持つことを示しています。番号のカッコ内「(2)」は更新回数を表し、5年ごとの更新が1回入っていることが読み取れます。
販売立場(重要):公式サイトを確認した範囲では、自社ブランドによる新築マンションの開発(分譲)は確認できず、収益物件の売買コンサルティング(仲介)が事業の中心とみられます。一方で沖縄事業部では「不動産売買仲介、買取再販」と案内されており、案件によっては同社が売主(買取再販)となるケースもあり得ます。契約前に重要事項説明書で「この物件の売主は誰か」を必ず確認することをおすすめします。
扱う物件の特徴:非公開物件を含む幅広い収益物件

株式会社R-JAPANは、特定のブランドや物件タイプに絞らず、区分マンションから一棟物件まで幅広い収益物件を仲介・紹介する体制をとっています。
- 非公開物件の取扱い:一般公開されていない物件を、非会員向けに621件超、スタンダード会員向けに819件超案内しているとされています。
- 賃貸管理:管理戸数3,000件規模とされ、購入後の運営まで一括で相談できる体制を掲げています。
- エリア:大阪を主戦場に、沖縄事業部でリゾート物件や沖縄エリアの仲介・買取再販も展開しています。
- 物件タイプの内訳(第三者サイト掲載分):不動産投資サイト「健美家」への掲載分(200件・2026年10月24日確認)では、一棟売りマンション122件・一棟売りアパート56件・一棟売りビル15件・投資用マンション3件・その他4件という構成で、一棟物件が中心となっています。
供給実績の総数や入居率など客観的な数値の公開情報は限られており、この記事では確認できた範囲の情報にとどめています。
実際の評判:口コミの中身

購入者・オーナー向けの独立した口コミサイトへの掲載は限られており、口コミの多くは社員・元社員によるものである点をまず押さえておく必要があります。以下は確認できた声の要約です(全文転載ではなく要約)。
良い評価の声(社員口コミ)
経営陣のリーダーシップやイノベーションへの挑戦を評価する声がある。
20代でも成長できる環境が整っているという声がある。
低い評価・注意喚起の声
購入者を名指しした具体的な苦情やトラブル報告は、今回確認した範囲では見当たりませんでした。ただし、これは悪評がないというより、そもそも購入者向けの第三者評価の蓄積自体が薄いことの裏返しである可能性がある点に注意してください。
第三者サイトの評価

社員口コミサイトでは、株式会社R-JAPANの総合評価は3.7 / 5.0(10件・正社員3名の回答が中心)とされ、「経営陣のリーダーシップ」「イノベーションへの挑戦」の項目でやや高めの評価が見られます。ただしサンプル数自体は多くない点に留意が必要です。健美家など不動産投資サイトには収益物件の取扱業者として登録されており、業者登録の審査を通過している状態です。行政処分・倒産等のネガティブ情報については、検索した範囲では株式会社R-JAPAN(大阪市北区、代表 谷和之氏)に関する該当情報は確認できませんでした。
強みの整理:総合力と非公開物件の情報量

株式会社R-JAPANの強みは、売買コンサルティングから賃貸管理・相続支援まで一括で相談できる総合力にあります。非公開物件621件超・スタンダード会員向け819件超という情報量は、公開市場に出回っていない選択肢に触れられる可能性を示す材料です。設立から18年近く営業を継続し、複数の事業部(沖縄・海外流通・福祉不動産など)で経営の柱を分散させている点も、単一事業に依存しない安定性の材料になり得ます。公式サイトによれば2024年6月期から2025年6月期にかけて売上高が52.4%伸びたとされており、事業拡大が続いている局面であることもうかがえます。
懸念点①:購入者向け口コミの少なさ

複数の情報源を確認しましたが、購入者・オーナー向けの独立したレビューがほとんど見当たりません。口コミが少ないこと自体が即座に問題というわけではありませんが、判断材料が乏しいという事実そのものがリスクです。公式サイトの実績情報に加えて、可能であれば実際のオーナーへの直接確認など、追加の情報収集を検討することをおすすめします。
懸念点②:多角事業ゆえの立場の見極め

同社は売買コンサルティング(仲介)を中心としつつ、沖縄事業部では買取再販も行うとされる多角的な事業体制です。事業が多岐にわたる分、投資物件の売買における専門性の見え方は物件タイプに特化した会社と比べて薄まる可能性があります。提示された物件について、区分か一棟か、大阪か沖縄か、そして売主が誰かを自分でも整理しておくことをおすすめします。
数字で見る:表面利回りと実質利回りの差

提案時に示される「表面利回り」は、管理費・修繕積立金・ローン金利を引く前の数字です。実際に手元に残るかを決めるのは実質利回りとローン収支です。非公開物件だからといって割高でないとは限らないため、提示価格が相場に対して妥当かどうかを別途確認する必要があります。
| 項目 | 表面ベース | 実質ベース |
|---|---|---|
| 家賃収入 | 満額で計算 | 空室状況を考慮 |
| 経費 | 含まない | 管理費・修繕積立金・管理手数料 |
| ローン | 含まない | 元利返済を差し引く |
| 結論 | 高く見える | 手残りで判断 |
10年後の出口:売却シナリオで判断する

投資用不動産で見落とされやすいのが出口(売却)と担保評価です。大阪市内など賃貸需要の強いエリアの物件は、価格が下げ止まりやすく買い手も付きやすい傾向がありますが、沖縄のリゾート物件は季節性や観光需要の変動によって流動性の性質が異なる場合があります。エリアや物件タイプごとに「今いくらで売れそうか」「ローン残債と売却可能額の差はどれくらいか」を把握しておくことが、判断の決め手になります。
向いている人・向いていない人

向いている人
- 大阪を中心に非公開物件も含めて幅広く検討したい
- 購入後の賃貸管理まで一括で相談したい
- 口コミが少ない点を自分で追加確認できる
- 物件ごとに区分・一棟・売主の立場を見極められる
向いていない人
- 第三者口コミの少なさをリスクと捉えない
- 売主が誰かを確認せず契約を進めたい
- 特定の物件タイプ・ブランドへの特化を重視する
- 出口(売却・担保評価)を軽視して利回りの数字だけで判断する
まとめ:判断軸は「立場の確認」と「出口」

株式会社R-JAPANは、売買コンサルティングから賃貸管理・相続支援までを一括で手がける総合不動産会社です。非公開物件を含む情報量の多さは強みですが、購入者向け口コミの少なさや、多角事業ゆえの立場(売主か仲介か)の見極めについては、購入者自身が確認すべき論点が残ります。
判断軸は常に同じです。今その物件の数字がどうなっているか、出口でいくらつくか。会社の評判だけでなく、物件ごとに売主・実質利回り・売却相場を確認することが先決です。
R-JAPANの物件を勧められたら、まず「この物件の売主は誰か」「区分か一棟か」を担当者に聞いてみてください。 自分の物件の状態を冷静に評価したいなら、まずは無料の割高診断で、相場に対して割高でないかを確認してみてください。
※本記事は公開情報および第三者の口コミサイトをもとに、情報提供を目的として作成しています。特定の物件・会社の購入や売却を勧誘・推奨するものではなく、また誹謗中傷を意図するものでもありません。記載内容は執筆時点の情報に基づくものであり、最新かつ正確な情報は必ず公式サイト等でご確認ください。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
