【2026-09-13 更新】 公式サイト(会社概要)とまにわく公式サイトで最新情報を確認し、代表者(籾山敦輝典)・不動産特定共同事業免許(東京都知事第141号)・住宅宿泊管理業者/賃貸住宅管理業者の各登録番号を会社概要表に追記しました。宅地建物取引業免許は東京都知事(3)第94029号のまま変更なし、社名変更・合併・グループ化・廃業・免許失効は確認されませんでした。あわせて出典(frontmatter sources)に公式会社概要・まにわく会社概要・国交省の宅建業者検索の各URLを追加しました。
「新日本コンサルティングの一棟物件を勧められたのですが、管理まで全部お任せできると言われました。本当に大丈夫でしょうか?」。こうした相談が届きます。仕入れから管理まで一社で完結する体制は確かに便利ですが、便利さと収益性は別の話です。
ここで一つ大事なことをお伝えします。この会社は「新築ワンルーム」ではなく「一棟中古の再生・賃貸管理」が中核です。 商品性が違えば、見るべきリスクも変わります。この記事では公開情報と第三者の評価をもとに、次の点を中立的に整理します。
- 新日本コンサルティングとはどんな会社か(会社概要・事業・販売立場)
- ネット上のリアルな評価(良い声・気になる声の両方)
- AIが整理する「強み」と「懸念点」
- どんな人が検討でき、どんな人は慎重になるべきか
会社概要:新日本コンサルティングはどんな会社か
新日本コンサルティングは2005年設立、東京・中野に本社を置く不動産投資会社です。一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)の一棟マンション・アパートを自社で仕入れ、再生・賃貸管理まで手がけています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商号 | 株式会社新日本コンサルティング |
| 所在地 | 東京都中野区弥生町2-4-9 ツナシマ第三ビル5階 |
| 設立 | 2005年7月 |
| 資本金 | 1億円 |
| 代表者 | 代表取締役 籾山敦輝典 |
| 宅建業免許 | 東京都知事(3)第94029号 |
| 不動産特定共同事業免許 | 東京都知事第141号 |
| 関連登録 | 賃貸住宅管理業者(国土交通大臣(1)第5995号)・住宅宿泊管理業者(国土交通大臣(01)第F01683号)・建設業許可(東京都知事許可(般-3)第152624号) |
| 上場情報 | 非上場 |
| 販売立場 | 一棟中古の仕入れ・再生・再販(売主)。案件により仲介も |
| 参考実績 | 賃貸管理8,000戸以上・入居率95%(同社公表値) |
(会社概要・免許番号は公式サイトの会社概要およびまにわく公式サイトの会社概要で2026年9月13日に確認。宅地建物取引業免許は国交省の宅建業者検索で実在・処分歴を確認できます。)
同社は「新日本建設」や「新日本地所」などの別会社とは異なります。投資用不動産のコンサルティングと一棟中古の再生を軸に、賃貸管理業・住宅宿泊管理業(民泊・マンスリー)・不動産特定共同事業(小口ファンド)まで登録を広げている点を押さえておきましょう。
事業内容:仕入れから管理までの一気通貫
新日本コンサルティングの特徴は、仕入れ・再生・賃貸管理・出口提案までを社内で完結できる体制です。
- 一棟中古の再生・分譲:一都三県の一棟マンション・アパートを仕入れ、リノベーション・企画のうえ販売。
- 賃貸・ビル管理:購入後の入居付け・管理まで自社対応。自社公表で管理8,000戸以上・入居率95%。
- まにわく/ONLY MONTHLY:不動産クラウドファンディング「まにわく」やマンスリーマンション・民泊(住宅宿泊管理業)運営など、運用や出口の選択肢を複数持っている点が他社との違いです。
実際の評価:良い声と気になる声の両方
サポートの手厚さを評価する声と、収益性・出口に慎重な声が混在します。両方をフラットに見ておきましょう。
- 数値を用いた収支説明が分かりやすい
- 無理な購入促進がなく誠実だった
- 空室対策・税務の助言が参考になった
- サブリースの家賃減額・解約リスク
- セミナー後の営業が目的との指摘
- 小口ファンドや築古一棟の換金性・出口
良い評価の声
収支のシミュレーションを具体的な数字で示してくれて、判断材料が分かりやすかった。
無理に買わせようとせず、リスクも含めて説明してくれた印象です。
気になる評価の声
セミナーは勉強になったが、その後の営業が本題という感じがした。
サブリースは家賃保証が固定ではなく、減額される可能性があると後で知った。
いずれも要約ですが、「運用サポートは評価しつつ、収益と出口は冷静に見たい」という傾向が読み取れます。
第三者サイトの評価:件数は少なめ
ある不動産投資の口コミサイトでは、新日本コンサルティングの総合評価は3.2 / 5.0(2件)でした。件数が少ないため参考程度ですが、運用面の助言を評価する声とサブリースや出口を慎重に見る声が併存しているのが特徴です。就職・転職系サイトの評価も存在しますが、投資家目線の母数は限られます。
AIが整理する強み:一気通貫の運用体制
一都三県に特化し、仕入れ・再生・賃貸管理・出口提案を自社で完結できる体制が強みです。購入後の運用まで一社に相談できる点は、初めての一棟投資では安心材料になり得ます。
新日本コンサルティングの強みは「一都三県特化×一気通貫の運用体制」です。仕入れから賃貸管理までを社内で担うため、購入後の入居付けや空室対策まで一社に相談できます。マンスリーや民泊、小口ファンドなど出口や運用の選択肢を複数提案できる点も、投資スタイルに合わせやすいポイントです。
懸念点①:サブリースの家賃は下がり得る
家賃保証は満額固定ではなく、数年ごとの見直しで減額される可能性があります。中途解約が難しかったり、売却時に契約解除で違約金が生じたりするケースも。条件は契約前に書面で確認しましょう。
一棟投資でサブリース(家賃保証)を付ける場合、保証賃料は満額固定ではなく、見直しで下がる可能性があります。中途解約が難しかったり、売却時に契約解除がネックになって違約金が発生したりするケースもあります。「家賃保証があるから安心」ではなく、「何年ごとに・どの程度下がり得るか」「解約や売却時にどうなるか」を契約前に書面で確認してください。
懸念点②:小口ファンド・築古一棟の換金性と出口
小口ファンド(クラウドファンディング)は満期前の途中解約・換金が原則できない場合があり、募集も抽選・先着で希望額を確保できないことがあります。また築古・郊外の一棟物件は買い手が限られ、出口(売却)が描きにくいことがあります。購入前に「誰に売れるか」「いつ資金を戻せるか」を確認しましょう。
同社が運営する不動産クラウドファンディング「まにわく」は、10万円前後の少額から始められ、優先劣後方式やマスターリースで一定のリスク低減が図られています。第三者の集計では想定利回りは7%以上(平均約8%)とされ、これまで元本割れの報告はないとされます(いずれも第三者サイトの集計・2025年時点/将来の運用成果を保証するものではありません)。ただし小口ファンドは満期前の途中解約・換金が原則できない、あるいは限られること、募集が抽選・先着で希望額を確保できないことがある点に注意が必要です。また実物の一棟中古では、築古・郊外の物件は買い手が限られ、出口(売却)が難しくなりやすい点も押さえておきましょう。
一棟投資は融資額が大きいぶん、出口を外すと影響も大きくなります。「買うとき」だけでなく「売るとき」を最初に確認しておくことが、一棟中古では特に重要です。
数字で見る:表面利回りと実質利回りの差
一棟物件の提案で示される「表面利回り」は、管理費・修繕・空室・ローン金利を引く前の数字です。手元に残るかどうかを決めるのは実質利回りとローン収支です。
| 項目 | 表面ベース | 実質ベース |
|---|---|---|
| 家賃収入 | 満室想定 | 空室・滞納を考慮 |
| 経費 | 含まない | 管理費・修繕・原状回復 |
| ローン | 含まない | 元利返済を差し引く |
| 結論 | 高く見える | 手残りで判断 |
なお、当サイトの割高診断における同社取扱い物件の蓄積データは現時点で限られます。数値を断定するのは避けますが、だからこそ購入前に個別物件を割高診断にかけ、相場に対して割高でないかを客観的に確認することをおすすめします。
10年後の出口:売却シナリオで判断する
一棟中古で最も見落とされやすいのが出口(売却)です。保有中のキャッシュフローが回っていても、売却時に大きく値下がりすればトータルで損失になります。逆に、立地が良く需要が続くエリアなら、ローン残債を売却額が上回り「売って終われる」状態になります。
一棟物件は買い手が投資家に限られるため、利回りと立地が出口価格を左右します。購入前に「10年後に誰にいくらで売れそうか」をシミュレーションしておくことが判断の決め手になります。
向いている人・向いていない人
- 一都三県で一棟物件を検討したい
- 融資を活用して規模を作りたい
- 運用コンサル・管理まで任せたい
- サブリースの条件を理解して判断できる
- 手間なく少額から始めたい
- 高い利回りを最優先したい
- 郊外・築古の空室や出口リスクを避けたい
- サブリースを前提に収支を組みたい
購入前セルフ診断チェックリスト
提案を受けたら、契約前に次の4点を自分で確認してください。
- 自社が売主か仲介か、重要事項説明で確認したか
- 提示物件の実質利回り(経費・空室・ローン控除後)を数字で把握したか
- サブリース保証賃料の見直し・解約条件を書面で確認したか
- 「10年後に誰にいくらで売れるか」とその根拠を聞いたか
チェックが付かない項目があるうちは、契約を急ぐべきではありません。
まとめ:判断軸は「収支」と「出口」
新日本コンサルティングは「一都三県の一棟中古を再生し、賃貸管理まで一気通貫で手がける会社」です。運用サポートの手厚さと出口の選択肢の多さは、初めての一棟投資では安心材料になり得ます。一方で、サブリースの家賃見直しリスク、小口ファンドの換金性、築古一棟の出口の描きにくさは、購入者が自分で確認すべきポイントです。
判断軸は常に同じです。今日買って実質キャッシュフローはどうなるか、10年後に誰にいくらで売れるか。この二軸を数字で確認できて初めて、購入の可否が判断できます。
一棟物件を勧められたら、まず「10年後に誰にいくらで売れるか」を担当者に聞いてみてください。 明確な根拠を示せないなら、それが最初の注意信号です。不動産投資は、担当者が信頼できそうという理由だけで契約を決めてはいけません。 まずは無料の割高診断で、その物件が相場に対して割高でないかを客観的に確認してみてください。
※本記事は公開情報および第三者の口コミサイトをもとに、中立的な情報提供を目的として作成しています。特定の物件・会社の購入や売却を勧誘・推奨するものではなく、また誹謗中傷を意図するものでもありません。記載内容は執筆時点の情報に基づくものであり、最新かつ正確な情報は必ず公式サイト等でご確認ください。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
