「投資用の区分マンションを買いたい、あるいは売りたいけれど、タングラムってどうなんだろう」。ワンルームなど区分マンションの購入や売却を考える人から、こうした相談はよく寄せられます。ネットで調べると「知識が深くて安心できた」という声と「DMの買取案内と実際の話が違った」という声が混在し、判断に迷う人も多いはずです。
ここで一つ大事なことをお伝えします。口コミの評価が割れるのには、ちゃんと理由があります。 買取は「手離れの良さ」を、仲介は「時間をかけて相場に近い価格で取引すること」を優先する取引で、どちらを重視するかで満足度が変わります。この記事では公開情報と第三者メディアの評価をもとに、次の点を中立的に整理します。
- 株式会社タングラムとはどんな会社か(会社概要・事業モデル)
- 区分マンションに特化した仲介・買取とDXという「強み」
- DM買取案内と実際の差・査定額は目安という「注意点」
- どんな人が使いやすく、どんな人は慎重になるべきか
【2026-10-01 更新】 公式サイト(会社概要ページ)および第三者口コミサイトで最新情報を確認し、資本金の数字を公式サイト記載の最新値(1億円)に統一、出典欄に一次情報のURLを追加しました。社名変更・合併・廃業・免許失効は確認されませんでした。
会社概要:タングラムはどんな会社か

株式会社タングラム(Tangram)は、区分マンションの売買仲介・買取を手がける不動産会社です。2019年に東京都港区で創業し、投資用の区分マンションに特化している点が特徴です。一都三県を中心に、中部・関西・九州まで幅広いエリアに対応し、DX(デジタル化)による効率化と急成長を打ち出しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商号 | 株式会社タングラム(Tangram) |
| 本社所在地 | 東京都港区芝浦4-9-25 芝浦スクエアビル9階 |
| 設立 | 2019年4月 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員数 | 50名 |
| 代表取締役 | 笠原 政和 |
| 宅建免許 | 東京都知事(2)第103399号 |
| 電話番号 | 03-6400-3130 |
| 最寄り | JR田町駅 徒歩9分 |
| 事業内容 | 区分マンションの売買仲介、買取・リノベーション後の再販、他社中古マンションへのリノベ施工 |
| 対象物件 | 投資用の区分マンション(ワンルーム等の収益物件)が中心 |
| 販売立場 | 買取・再販時は売主、仲介時は媒介。新築の分譲主・販売代理ではない |
資本金・設立年・従業員数は公式サイトの会社概要ページおよびマイナビ転職の企業情報ページ(いずれも2026-10-01確認)に基づきます。新築を分譲する会社ではなく、既存の中古区分マンションを扱う会社である点が、評判を読むうえでの前提になります。社名変更・グループ化・廃業・免許失効は、2026-10-01時点の確認で見当たりませんでした。
事業モデル:仲介・買取・リノベの三本柱

タングラムの事業モデルは「売買仲介」を主力に、「買取・リノベ再販」と「リノベ施工」を組み合わせた三本柱です。仲介の場合は、売主と買主の間に立つ媒介の立場です。買取の場合、タングラム自身が物件を買い取って売主となり、リノベーションを経て再販します。DXの推進で対応スピードや効率を高めているとされ、年200%の成長という数字も紹介されています。
同じタングラムでも、仲介と買取では立場も価格の考え方も変わります。まずは自分の取引がどちらなのかを確認することが出発点です。
実際の口コミ:良い声と気をつけたい声の両方

評価を見るときは、両方の声をフラットに見ることが大切です。
- 押し売りせず判断を委ねてくれた
- 担当者の知識が深く提案が丁寧
- 思ったより早く売れた
- 数社比較で高値が付いたケースも
- DMの高額買取案内と実際の話に差
- 問い合わせ後に金額が下がったという声
- レスポンスが遅い場合があるという指摘
- 契約後の対応やしつこい電話への不満
良い評価の声(要約)
押し売りをせず、最終判断をこちらに委ねてくれたので安心できたという声。
担当者の知識が深く、エリアや築年数を分けたリスク配慮の提案が丁寧だったという評価。
気をつけたいという声(要約)
DMで届いた高額の買取案内に問い合わせたら、金額を下げてきたという指摘。
契約後のレスポンスが遅い、電話が多いと感じた、という声。
口コミは区分マンションの購入・売却という文脈のものが中心で、対応の丁寧さや専門性を評価する声と、DM営業や案内内容とのギャップを指摘する声が併存しています(出典:日本不動産調査センターの口コミまとめ、ワンルームマンション売却・買取.comの口コミまとめ。2026-10-01確認)。
第三者メディアの評価傾向:専門性を評価しつつDM営業の注意を併記

不動産系の比較メディアは、タングラムを「区分マンション投資に特化し、DXを推進する不動産会社」として取り上げ、専門特化や対応スピード、急成長を前向きに評価しています。一方で、多くのメディアは「DMの買取案内で示された金額と、実際の提示額に差が出ることがある」という注意も併記しています。
つまり第三者の評価は「専門性・スピードは評価できるが、金額は目安として捉え、他社の相場と比べて判断すべき」というトーンにまとまります。
宅建士が整理する強み:区分マンションへの特化とDX

投資用の区分マンションに絞り、DXによる効率化で対応スピードを高め、リノベーションまで一貫して手がけられる体制が売り手・買い手の利便につながっています。
タングラムの強みは「区分マンションへの特化」と「DXによる対応力」です。ワンルームのような区分の収益物件に絞り、仲介・買取・リノベ施工を組み合わせられるため、状況に応じた選択肢を提示しやすいのが利点です。押し売りをせず担当者の知識が深いという評価もあり、専門特化ならではの提案力が期待できます。
エリアや築年数を分けたリスク配慮の提案を受けられる点は、区分投資を検討する人にとって実務的なメリットです。
注意点①:買取価格は仲介相場より下がる傾向

買取再販では、業者が再販の利益やリノベーション費用を見込んで買い取るため、買取価格は時間をかけて仲介で売る相場より下がる傾向があります。
これはタングラムに限らず買取再販に共通する構造ですが、買取価格は仲介で売る相場より下がる傾向があります。買い取った会社は、リノベーション費用や再販の利益を見込んで仕入れるためです。手離れを取るか、時間をかけて価格を取るかはトレードオフの関係にあります。急ぐ事情がないなら、仲介で売った場合の想定相場と買取額を並べて比較し、下がる分に納得できるかを確認しましょう。
注意点②:DM案内・査定額は「目安」、書面で確認する

DMや査定で示される金額はあくまで目安です。実際の提示額は物件の状態や市況で変わるため、案内金額をそのまま最終価格と考えないようにしましょう。
DMや査定で示される金額は参考になりますが、提示される金額はあくまで目安です。口コミには「高額の買取案内が届いたのに、問い合わせると金額が下がった」という声や、契約後のレスポンス、電話の多さに触れる声もあります。案内内容や査定額は鵜呑みにせず、書面で条件を確認する姿勢が欠かせません。
数字で見る:買取と仲介の違い

売却の手段として、買取と仲介は性格が大きく異なります。どちらが良い悪いではなく、自分が「時間」と「価格」のどちらを優先するかで選ぶものです。
| 項目 | 買取(タングラムが売主) | 仲介(市場で売却) |
|---|---|---|
| 売却スピード | 比較的速い | 買い手探しに時間がかかる |
| 想定価格 | 相場より下がりやすい | 相場に近づけやすい |
| 手間 | 手離れが良い | 内見対応などが必要 |
| 向く人 | 早く確実に売りたい | 時間をかけて高く売りたい |
売る・買うで変わる:立場ごとの確認ポイント

同じタングラムでも、あなたが買い手か売り手かで見るべき点は変わります。買うなら「再販価格が相場に対して妥当か」、売るなら「他社の相場と比べる」を確認するのが基本です。
| 立場 | タングラムの役割 | 主な確認ポイント |
|---|---|---|
| 買いたい | 再販物件の売主 | 提示価格が中古相場に対して妥当か |
| 売りたい | 買取なら売主・仲介なら媒介 | 仲介相場と買取額の差に納得できるか |
| どちらも | スピードか価格かの選択 | 案内金額は目安と理解し書面で確認 |
当サイトの診断データについて
現時点で、当サイトの割高診断に蓄積されたタングラム取扱い物件のサンプルは限られます。そのため本記事では特定物件の価格傾向を数値で断定することは避けています。買う場合も売る場合も、提示された金額が相場に対して妥当かどうかは共通する確認ポイントです。対象となる物件がある場合は、割高診断で相場に対する妥当性を客観的に確認することをおすすめします。
向いている人・向いていない人

- 区分マンションを相場と照らして冷静に選べる
- 仲介相場と買取額を比べて納得して選べる
- 専門性やリノベまで一貫した対応を重視する
- 再販物件を相場と照らして検討できる
- 案内金額をそのまま最終価格だと考える
- とにかく高く売ることだけを優先したい
- DMの金額だけで判断してしまう
- 物件の割高感を確認せず契約を急ぐ
購入・売却前セルフ診断チェックリスト

案内や査定を受けたら、契約前に次の4点を自分で確認してください。
- 買う側なら、再販価格が周辺の中古相場に対して妥当か調べたか
- 売る側なら、買取額と「仲介で売った場合の想定相場」を並べて比較したか
- DMや査定の金額はあくまで目安と理解し、書面で条件を確認したか
- 案内内容と実際の提示額の差を確認し、急かされていないか
チェックが付かない項目があるうちは、契約を急ぐべきではありません。
まとめ:判断軸は「スピード」と「価格」

タングラムは「区分マンションに特化し、仲介と買取・リノベを使い分ける会社」です。専門特化やDXによる対応スピード、リノベまで一貫した体制という強みは客観的に評価できる一方、買取価格は仲介相場より下がる傾向があること、DMや査定の金額はあくまで目安であることは、利用者側が主体的に確認する必要があります。
判断軸はシンプルです。スピードと手離れを取るか、時間をかけて価格を取るか。買うなら中古相場と、売るなら他社の相場と照らし合わせて初めて、その提示額が妥当かどうかを判断できます。
買取や再販物件を検討するなら、まず「相場と比べていくらか」を確認しましょう。
提示額が妥当かどうかは、他社相場との比較で見えてきます。
対応の丁寧さや会社の印象が良いという理由だけで契約を決めてはいけません。まずは無料の割高診断で、その金額が相場に対して妥当かを客観的に確認してみてください。
※本記事は公開情報および第三者メディアの評価傾向をもとに、中立的な情報提供を目的として作成しています。特定の物件・会社の購入や売却を勧誘・推奨するものではなく、また誹謗中傷を意図するものでもありません。記載内容は執筆時点の情報に基づくものであり、最新かつ正確な情報は必ず公式サイト等でご確認ください。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
