「東京リバックスで中古のワンルームを勧められたけれど、あまり口コミが見つからない」。こうした相談があります。無理強いされなかったという安心の声がある一方、判断材料になる口コミの数が少なく、かえって不安になるという人もいます。

ここで一つ大事なことをお伝えします。口コミが少ないこと自体も、一つの判断材料です。 設立からの年数が浅い会社は、営業スタイルが良くても実績データの蓄積が限られます。投資判断で本当に見るべきは、物件の構造と数字の現実。この記事では公開情報と第三者の口コミをもとに、次の点を整理します。

  • 株式会社東京リバックスとはどんな会社か(会社概要・グループ・販売立場)
  • 第三者サイトのリアルな口コミ(良い声・気になる声の両方)
  • 宅建士が整理する「強み」と「懸念点」
  • どんな人が検討でき、どんな人は見送るべきか

【2026-10-11 更新】 公式サイトの会社概要・グループ企業一覧・沿革ページおよび不動産投資のミカタの評価ページを再確認し、社名変更・合併/グループ化・廃業・免許失効が無いことを確認しました(所在地・資本金・代表者・免許番号・口コミ評価スコアに変更なし)。出典の確認日を更新し、口コミの引用部分を出典に基づく要約の箇条書き表記に統一しました。

会社概要:東京リバックスはどんな会社か

東京リバックスの会社概要(設立・資本金・免許)
東京リバックスの会社概要(設立・資本金・免許)

株式会社東京リバックス(REBAX)は2014年設立、東京都渋谷区に本社を置く不動産会社です。投資用の中古区分マンションの売買・仲介を主力にしています。LALLグループに属し、賃貸管理はグループのシイ・アイ・シーが担うなど、機能をグループで分担しているのが特徴です。

項目内容
商号株式会社東京リバックス(Tokyo Rebax)
所在地東京都渋谷区渋谷1-9-8 朝日生命宮益坂ビル2階
設立2014年11月
資本金1,000万円
代表取締役原川 久司
宅建業免許東京都知事(1)第106934号
事業内容不動産売買業、不動産仲介業
従業員数非公表
上場情報非上場(LALLグループ)
グループLALLヒューマンホールディングス傘下(真和エンタープライズ、シイ・アイ・シーほか)

免許番号や設立年、代表者は公式サイトの会社概要で確認できます。従業員数は公表されていないため「非公表」としています。同名の別法人(グループ内の日本リバックス等)と混同しないよう、本記事は投資用不動産を扱う株式会社東京リバックスを対象にしています。なお前身は2000年設立の株式会社リバックスで、2014年11月に現在の商号・体制で事業を開始しています(公式サイトの沿革ページで確認できます)。

グループと販売立場:売主にも仲介にもなる

東京リバックスのLALLグループと販売立場
東京リバックスのLALLグループと販売立場

東京リバックスは、自ら売主となる取引と、仲介の取引の両方を行います。新築についてはグループ企業が開発した物件を売主として販売し、中古区分についてはグループ外を含む他社ブランドの物件を仲介するかたちが中心です。第三者物件を仲介するため、扱う物件のブランドは幅広くなります。

投資家として押さえておきたいのは、どちらの立場での取引かで、価格に含まれるコストが変わるという点です。売主取引では販売利益が価格に含まれ、仲介取引では仲介手数料が発生します。物件を検討する際は、その取引がどちらなのかを確認しておきましょう。

実際の口コミ:良い声と気になる声

東京リバックスの良い口コミと気になる口コミの対比
東京リバックスの良い口コミと気になる口コミの対比

良い評価の声

(出典の欄の口コミサイトにもとづく、当サイトの要約)

  • 営業担当の言葉遣いや身だしなみが良く、話しやすかった
  • 物件の提案が豊富で、無理強いをしてこない営業スタイルだった
  • 中古物件の品質・量が比較的しっかりしていた

低い評価の声

(出典の欄の口コミサイトにもとづく、当サイトの要約)

  • セミナーに参加しないと、企業や物件の情報が限定的だった
  • 強い推奨がなく判断が顧客に委ねられる。入居中の中古が多く内覧の機会が限られた

第三者サイトでは★1〜2の強い低評価はほとんど見られず、営業姿勢への評価は良好です。一方で、情報開示がセミナー参加を前提としている、内覧の機会が限られるといった「進め方」に関する指摘が中心です。悪評が少ない反面、口コミの絶対数が少ない点は割り引いて見る必要があります。

第三者サイトの評価

第三者サイトの評価スコアと内訳
第三者サイトの評価スコアと内訳

不動産投資のミカタに掲載された東京リバックスの総合評価は5点満点で3.7(12件)で、★4〜5が約81%を占め、★1〜2は0%です。営業対応への評価が中心で、強い不満は表面化していません。ただし件数が12件と少なく、社員向けの口コミサイト(求職者向け)は顧客評価とは別物である点に注意が必要です(出典は記事末尾の「出典・参考」を参照)。

宅建士が整理する強み

東京リバックスの強み(無理強いしない営業とグループ体制)
東京リバックスの強み(無理強いしない営業とグループ体制)

東京リバックスの強みは、無理強いをしない営業スタイルと、企画開発から賃貸管理までを担うグループ体制です。強引な勧誘の悪評が少なく、初めて中古区分を検討する人にとって相談しやすい環境といえます。グループで機能を分担しているため、購入後の賃貸管理までを一つの体制で任せやすいという面もあります。

懸念点①:口コミ母数の少なさと情報開示

口コミの少なさとセミナー前提の情報開示
口コミの少なさとセミナー前提の情報開示

最大の注意点は、判断材料になる第三者の口コミが少ないことです。設立から年数が浅く、オーナー数も業界で特に多いとはいえないため、実像を測る独立した情報が限られます。また企業・物件情報の開示がセミナー参加を前提としている面があり、参加前に得られる情報が限定的になりがちです。契約を急がず、書面での情報を十分に集めることが大切です。

懸念点②:公表値は自社・グループ発表

公表入居率など自社発表値の見方
公表入居率など自社発表値の見方

公表されている入居率(99%台)やオーナー数などは、自社・グループによる発表値です。第三者による検証が難しいため、参考値として受け止め、購入する物件そのものの空室リスクや賃料水準は自分で確認する必要があります。高い入居率は会社全体の平均であって、個別物件の将来を保証するものではありません。

数字で見る:表面利回りと実質利回りの差

表面利回りと実質利回りの差
表面利回りと実質利回りの差

提案書に載る利回りは、多くの場合「経費やローン返済を引く前」の表面利回りです。実際に手元に残る金額は、管理費・修繕積立金・手数料・空室や滞納・ローンの元利返済を差し引いた実質利回りで見る必要があります。中古区分は物件ごとに条件が異なるため、必ず実額で確認してください。

10年後の出口:売却シナリオで判断する

10年後の出口シナリオ
10年後の出口シナリオ

投資の成否は、買うときだけでなく売るときで決まります。立地の良い物件は下落が緩やかで出口を取りやすい一方、需要の弱い物件は価格が下がり、ローン残債を下回ると手出しでの売却になります。購入前に「10年後にいくらで売れそうか」と、その根拠を担当者に確認しておきましょう。

購入前に、価格の妥当性を客観的に確認する

割高診断で価格の妥当性を確認するチェックリスト
割高診断で価格の妥当性を確認するチェックリスト

勧められた物件については個別に価格の妥当性を確認することをおすすめします。次の項目が数字で説明できるかを、契約前のセルフ診断として使ってください。

  • 実質利回り(管理費・修繕積立金・手数料・ローン控除後)を把握したか
  • 売主取引か仲介取引か、価格に含まれるコストを確認したか
  • 公表入居率ではなく、その物件の空室リスク・賃料水準を確認したか
  • 10年後の想定売却額と、その根拠を聞いたか

向いている人・向いていない人

向いている人・向いていない人
向いている人・向いていない人

向いている人

  • 強引な勧誘を避け、落ち着いて検討したい
  • 中古区分を自分のペースで比較したい
  • 実質利回りと出口を自分で検証できる

向いていない人

  • 豊富な口コミ・実績データを重視して選びたい
  • 新築物件を中心に検討している
  • 価格の妥当性を自分で確認するつもりがない

まとめ:判断軸は「収支」と「出口」

東京リバックスは、無理強いしない営業スタイルとグループ体制を強みとする会社です。強い悪評は少ない一方、判断材料になる口コミの数が少なく、公表値も自社発表である点に注意が必要です。安心材料と注意点のどちらも、最終的には物件ごとの数字で確かめるべきものです。

物件を勧められたら、まず「10年後にいくらで売れるか」と「この物件自体の空室リスク」を担当者に聞いてみてください。答えがあいまいなら、その物件は急いで契約すべきではありません。 まずは無料の割高診断で、その物件が相場に対して割高でないかを客観的に確認してみてください。

※本記事は公開情報および第三者の口コミサイトをもとに、情報提供を目的として作成しています。特定の物件・会社の購入や売却を勧誘・推奨するものではなく、また誹謗中傷を意図するものでもありません。記載内容は執筆時点の情報に基づくものであり、最新かつ正確な情報は必ず公式サイト等でご確認ください。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。