結論から: アットホームの調査によると、シニア世代が賃貸へ引っ越す最大の理由は家賃負担の軽減で、高齢者ならではの入居ハードルの高さも浮き彫りになった。
この記事の要点
- 引っ越し理由トップは「家賃の安い場所へ移る必要がある」32.0%
- 家族の居住地と「車で30分以内」など近距離を保つ傾向が顕著
- 物件探しはポータルサイト28.3%と不動産会社への直接相談26.1%が拮抗
- 住まい探しで最も苦労したのは「希望物件が見つからない」33.1%
- 「年齢を理由に入居拒否」は20.7%、高齢者特有のハードルが課題に
65歳以上の460人を対象にした調査で、賃貸への引っ越し理由として最も多かったのは経済的な理由による住み替えだった。「一人暮らしになったから」(18.7%)や「公共交通が便利な場所に住みたい」(15.9%)が続き、生活環境の変化や利便性への関心も高いことがわかる。
新居と家族の住まいとの距離感では、徒歩圏内や車で30分以内といった近距離を選ぶ割合が合わせて約45%に上った。日常的に行き来できる距離を意識した住まい選びが、シニア世代では一般的になっているようだ。
物件の探し方については、インターネットのポータルサイト活用と不動産会社への対面・電話相談がほぼ同率で並んだ。デジタル化が進む中でも、シニア世代にとって専門家に直接相談できる環境は引き続き重要な役割を果たしている。
住まい探しの苦労としては、希望条件に合う物件の少なさに加え、保証人・緊急連絡先の確保(21.5%)や年齢を理由とした入居拒否(20.7%)が上位に挙がった。物件そのものの選択肢の狭さと、高齢者であることによる審査面のハードルという二重の壁が課題といえる。
終活については回答者の63.0%が「考えている」と答え、相続トラブルの回避や定年退職を契機とした遺言作成などの具体的な行動も見られた。住まいの問題と並行して、将来の備えに向き合うシニアの姿勢がデータから読み取れる。




本記事は 不動産ニュースサイトR.E.port の報道をもとに、当社編集部が独自に要約・再構成したものです(原文の転載ではありません)。詳細・正確な情報は出典の原文をご確認ください。
出典:不動産ニュースサイトR.E.port「シニアの引っ越し理由、家賃の安い場所へ移る必要がある」(https://www.re-port.net/article/news/0000082254/)2026年7月アクセス
