結論から: 東急不動産は広域渋谷圏のまちづくりの一環として、ブランドと来街者をリアル・デジタル両面でつなぐ「渋谷まるごとコネクト」を新たにスタートさせた。

この記事の要点

  • 「渋谷まるごとコネクト」は渋谷駅中心の半径2.5km圏を舞台にした新たなブランド連携施策
  • 地域特化アプリ「SHIBUYA MABLs」はダウンロード数13万件超・提携店舗約130店舗に成長
  • 第1弾として花王のヘアケアブランドと年間プロジェクトを締結、21日まで初イベント開催中
  • スタンプラリーやサンプリングで店舗送客・ブランド体験・ユーザー参加を一体的に実現
  • Shibuya Sakura Stageなどのサイネージ活用で月約600万人規模へのリーチを想定

東急不動産は、施設整備にとどまらず人や企業と生活者の間に関係性を育むことが現代のまちづくりに不可欠と捉えている。その考えのもと、2024年8月に地域密着型コミュニティアプリを立ち上げ、デジタルを起点にしたリアルなつながりづくりを推進してきた。年間120件以上のリアルイベントに延べ7,000人以上が参加するなど、一定の地盤が築かれている。

新施策「渋谷まるごとコネクト」は、このコミュニティ基盤を活かし、まち全体をブランドとの接点として機能させる取り組みだ。提携店舗での試供品配布や店頭告知、デジタルサイネージ、アプリ内コンテンツ、SNSなど複数のチャネルを組み合わせることで、来街者の日常動線の中にブランド体験を自然に組み込む設計となっている。

第1弾パートナーとなった花王のヘアケアブランドとは、年間を通じた継続的なコラボレーションを実施する。現在開催中のイベントでは、アプリ上の簡単な診断に参加したうえで提携16店舗を訪問すると試供品やスタンプが得られ、スタンプラリー完走者にはプレゼントが用意されている。秋・冬にも追加イベントが予定されており、季節ごとに異なる体験が提供される見込みだ。

花王側は、情報過多の環境下でブランドメッセージが埋もれがちな課題を感じており、場を介した人と人のつながりを重視するMABLsの理念に共鳴したと説明している。東急不動産は今後、飲料や食品など幅広いカテゴリのブランドとの連携も視野に入れており、コラボレーションを重ねることで渋谷を訪れる動機そのものを増やしたい考えだ。

本記事は 不動産ニュースサイトR.E.port の報道をもとに、当社編集部が独自に要約・再構成したものです(原文の転載ではありません)。詳細・正確な情報は出典の原文をご確認ください。

出典:不動産ニュースサイトR.E.port「渋谷のにぎわい創出でブランドとのコラボ施策始動/東急不」(https://www.re-port.net/article/news/0000082256/)2026年7月アクセス