結論から: 三井不動産は「三井リンクラボ東陽町1」の竣工と「東陽町2」の開発着手を同時発表。計画中物件を含む関東エリアの同シリーズは10拠点体制へと拡大する。

この記事の要点

  • 「東陽町1」はシリーズ初の工業専用地域開発で、延べ床面積約2万平方メートル
  • BSL2対応のウェットラボ仕様、1階床荷重2,200kg・階高5,500mmと高スペック
  • 最小131平方メートルから賃貸可能、ドラフトチャンバーや給排水設備も設置対応
  • カフェ・ラウンジ・会議室を併設し、入居企業間の交流促進を図る設計
  • 新木場エリアから東陽町へ展開を広げ、ライフサイエンスクラスターの拡張を目指す

「三井リンクラボ東陽町1」は東京メトロ東西線・東陽町駅から徒歩9分の立地で、敷地面積は約9,800平方メートル。4階建て・延べ床面積約2万平方メートルのうち、約1万6,800平方メートルが賃貸対象となる。

研究施設としての実用性を重視した設備仕様が特徴で、バイオセーフティレベル2に対応可能なウェットラボを整備。基準階の床荷重は500kg、1階では2,200kgに達し、大型実験装置の設置にも対応できる環境を提供する。

入居企業は用途に合わせてドラフトチャンバーや給排水・都市ガス設備を導入できるため、研究内容に応じた柔軟なカスタマイズが可能だ。最小131平方メートルから契約できる区画設定により、スタートアップから大手企業まで幅広い規模の利用を想定している。

施設内にはカフェやラウンジ、共用会議室といった交流スペースも設けられ、異なる企業の研究者が自然に接点を持てる環境づくりが意図されている。「東陽町2」はまだ詳細未公表だが、「東陽町1」と連携させることで企業の成長段階に応じた多様な選択肢を用意する方針だ。

同社はこれまで新木場エリアを同シリーズの重点拠点としてきたが、隣接する東陽町へ展開を広げることで両エリア一体のライフサイエンスクラスター形成を狙う。「東陽町2」着工により関東エリアの拠点数は計画中物件含めて10に達し、賃貸ラボ事業のさらなる基盤拡充が進む。

本記事は 不動産ニュースサイトR.E.port の報道をもとに、当社編集部が独自に要約・再構成したものです(原文の転載ではありません)。詳細・正確な情報は出典の原文をご確認ください。

出典:不動産ニュースサイトR.E.port「三井不、ラボ&オフィスが10拠点体制に」(https://www.re-port.net/article/news/0000082511/)2026年8月アクセス