結論から: 東京・文京区根津は、バブル期に地上げの動きがあったにもかかわらず、タワマンや高層ビルが建たず、細い路地と低層住宅が今も密集する希少な街として知られる。
この記事の要点
- 文京区根津は都心部でありながら、タワマン・高層ビルがほぼ存在しない低層住宅密集地区
- バブル期に地上げ行為が行われたとされるが、大規模再開発には至らなかった経緯がある
- 細い路地が入り組んだ街区構造が、大規模開発を物理的・権利的に困難にしている可能性
- 昭和の風情が残る街並みは、住民や訪問者にとって文化的・景観的な価値として評価されている
- 再開発が進まない背景には、土地の権利関係の複雑さや地域住民の意向なども関係するとみられる
文京区根津は都心に近い立地でありながら、周辺エリアとは異なり高層建築物がほとんど見られない。細い路地に低層の住宅や店舗が密集するその街並みは、昭和の雰囲気を色濃く残している。
バブル期には地上げの動きが実際にあったとされるが、それでも大規模な再開発は実現しなかった。入り組んだ街区構造や複雑な土地権利関係が、一体的な開発を阻む要因になったと考えられている。
路地が網の目のように走る地形は、重機の搬入や大型建築に必要な敷地確保を難しくする。こうした物理的な制約が、結果として昔ながらの景観を守ることにつながっている側面もある。
一方で、独特の街並みは観光資源や居住環境としての魅力にもなっており、地域アイデンティティの一部として住民に親しまれている。再開発が進まないことを、必ずしもネガティブに捉えない見方もある。
都市開発が加速する東京において、根津のような街が昭和の面影を保てている事例は珍しく、今後の土地活用や景観保全のあり方を考えるうえで参考になりうる。




本記事は 東洋経済オンライン の報道をもとに、当社編集部が独自に要約・再構成したものです(原文の転載ではありません)。詳細・正確な情報は出典の原文をご確認ください。
出典:東洋経済オンライン「「バブル期に地上げ」もタワマンや高層ビルはない…文京区なのに「細い路地に低層住宅が密集する街」の知られざる実態」(https://toyokeizai.net/articles/-/950937?utm_source=rss&utm_medium=http&utm_campaign=link_back)2026年7月アクセス
