結論から: クロスハウスは管理戸数拡大の強みを生かし、空室に悩む築古物件を家具・家電付き賃貸として再生している。敬遠されがちな物件に潜在需要を見出すモデルだ。

この記事の要点

  • 家具・家電付きアパートの約8割が築30年以上の物件
  • 3点ユニットバス物件も改修せず活用している
  • 現状はほぼ全戸がサブリース方式で1戸単位借り上げ
  • 家具・家電は自社購入し専門業者が設置作業を担当
  • 改修は最小限、クロス貼替や水回り清掃程度に抑制

クロスハウスは管理戸数を拡大する中で、空室に苦しむ古い賃貸物件を再生する独自の管理手法を強みとしている。一般市場では敬遠されやすい築古・設備旧式の物件に着目し、新たな需要を掘り起こしている点が特徴だ。

再生対象となる物件の約8割は築30年を超えており、浴室とトイレが一体となった3点ユニットバスを備えるケースも多い。こうした設備は入居希望者に敬遠されがちだが、同社は大規模な改修を行わずそのまま活用する方針を取っている。

運用形態は現在ほぼすべてがサブリース契約で、物件を1戸単位で借り上げたうえで、ベッドや冷蔵庫、洗濯機、テレビといった家具・家電を一式設置し、入居者に転貸する仕組みとなっている。設置する家具・家電は自社で調達し、施工は専門の外部事業者に委託している。

改修工事についても、リフォームやリノベーションのような大掛かりな工事は実施せず、壁紙の貼り替えや水回りの清掃など必要最小限の内容に抑えている。これにより低コストかつ短期間での原状回復・再生を可能にし、築古物件でも収益化できる仕組みを構築している。

本記事は 全国賃貸住宅新聞 の報道をもとに、当社編集部が独自に要約・再構成したものです(原文の転載ではありません)。詳細・正確な情報は出典の原文をご確認ください。

出典:全国賃貸住宅新聞「クロスハウス、築古物件 家具・家電付きに潜在ニーズ」(https://www.zenchin.com/news/content-6279.php)2026年10月アクセス