結論から: プレサンスコーポレーションの2026年9月期第3四半期累計は、売上高1,509億円と前年並みながら、営業利益は210億円(前年同期比+24.5%)と大幅増益。利益率改善を背景に、通期の営業利益予想は期初の295億円から310億円へ連続で上方修正された。
この記事の要点
- 売上高 1,509億63百万円(前年同期比 100.4%)とほぼ横ばい
- 営業利益 210億00百万円(同 124.5%)、経常利益 199億07百万円(同 123.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益 136億11百万円(同 124.9%)
- 売上総利益率 25.5%(前年同期比 +3.7pt)と収益性が改善
- 主力の「スタジオ/コンパクト」(旧ワンルームマンション)が戸数3,012戸・売上657億円(前期比132.0%)と好調

解説
売上高は前年同期とほぼ同水準ながら、売上原価を抑えられたことで大幅な増益となった。売上原価率は前年同期の78.2%から74.5%へ低下し、売上総利益率は25.5%(+3.7pt)に改善している。高採算のマンション販売が堅調に推移したことが背景で、営業利益は210億円(前年同期比+24.5%)、経常利益は199億円、四半期純利益は136億円と、いずれも2桁の増益となった。
商品別では、当第3四半期から名称を「ワンルームマンション」から「スタジオ/コンパクト」へ変更した主力タイプが、戸数3,012戸(前期比118.2%)・売上657億円(同132.0%)と伸長し、全体をけん引した。一方でファミリーマンション・戸建・中古マンションは前年同期比で減少したが、いずれも4Q以降の引渡しを見込んでおり、通期の売上計画に対しては6月末時点で92.1%の受注を確保している。財務面では用地の仕込みが進み、仕掛販売用不動産が2,238億円(前期末比+333億円)に積み上がった一方、有利子負債の増加で自己資本比率は56.3%(前期末比3.9ptダウン)となった。
ワンルーム投資家にとっては、供給主力企業がコンパクト住戸タイプを増やしつつ収益性を高めている点が注目される。名称変更後も同社のワンルーム系マンションの販売は堅調で、都市部のコンパクト住戸に対する需要の底堅さがうかがえる。



※本記事は編集部が一次情報をもとに独自に要約したものです。正確な数値・詳細は下記の出典をご確認ください。全文転載は行っていません。 出典:株式会社プレサンスコーポレーション「2026年9月期 第3四半期 決算ハイライト」「同 財務諸表」(2026年8月7日リリース)
