結論から: ザイマックス総研の調査によると、2026年6月の東京23区オフィス空室率は1.36%と前月から0.02ポイント改善し、需給の引き締まりが続いている。
この記事の要点
- 東京23区全体の空室率は1.36%、募集面積率は2.46%でともに前月比低下
- 都心5区の空室率は1.03%と低水準で、港区・渋谷区・中央区が顕著に改善
- 周辺18区の空室率は2.39%と前月比0.07ポイント上昇し、エリア間の格差が拡大
- 中小規模ビルの空室率は1.59%と大規模ビル(1.17%)を上回る水準
- 空室面積は7万9,000坪で前月比3,000坪減少し、空室の減少が増加を上回る



ザイマックス総研が2026年7月3日に公表したレポートでは、東京23区内の延床300坪以上のオフィスビルを対象に調査が行われた。6月の空室率は1.36%と引き続き低い水準を維持しており、実際に空きスペースとして市場に出ている割合を示す募集面積率も2.46%まで縮小している。
エリア別に見ると、都心5区では渋谷区0.84%、千代田区0.71%など主要区で需給が特に逼迫している。一方、周辺18区は2.39%と前月より0.07ポイント上昇しており、都心部と外縁部で明暗が分かれる形となった。
規模別では、延床5,000坪以上の大規模ビルが1.17%とやや上昇した一方、中小規模ビルは1.59%から0.05ポイント改善した。募集面積率はいずれの規模でも低下しており、テナントの入居意欲が底堅いことがうかがえる。
空室面積の増減を見ると、新たに空室となった面積が2万3,000坪、逆に埋まった面積が2万6,000坪となり、差し引きでは吸収超過の状態が続いている。こうした動きが空室率の緩やかな低下を下支えしている。
本記事は 不動産ニュースサイトR.E.port の報道をもとに、当社編集部が独自に要約・再構成したものです(原文の転載ではありません)。詳細・正確な情報は出典の原文をご確認ください。
出典:不動産ニュースサイトR.E.port「東京23区オフィス、6月の空室率は1.36%」(https://www.re-port.net/article/news/0000082261/)2026年7月アクセス
